2月中旬。 葉の裏に毛は無い。 4月上旬。つぼみ。 4月下旬。下の葉にピントが合ってますが、中央2本のY字の茎もシャクなのです。 花。 実。 シャク。 サバイバルを始めた当初、ヤブジラミをシャクだと思って食べてました。 (野草料理の本にはヤブジラミの記載が無かったので、疑いもしなかったのです・・・) 色々調べているうちにヤブジラミの事を知り・・・あちこち何処へ行っても全てヤブジラミ!! シャクは山奥の小川付近でしか採取出来ないのだろうと思ってました。それが! 場所は内湾の波打ち際・・・大潮で風があると波飛沫が掛かる程の場所に!! 多少の疑問を抱きながらも大喜びで持ち帰って美味しく頂いたのでした・・・ その後、調べものをしていて見つけたのがセントソウ。これも良く似ているのです。 シャクだと思って食べたのは、今度はセントソウの可能性が高い! 葉だけでは同定出来なかったため、花の咲く頃に再度訪れ・・・シャクだったのか!!! と、なりました。めでたしめでたし。 それぞれの違いは、 ヤブジラミ:花びらは内側に曲がりハート型。 オヤブジラミ:花は物凄く小さく紫色を帯びる。 シャク:花びら5枚で大きさが不揃い。実は円柱形。 セントソウ:葉はほふくして花茎だけ立ち上がる。実は楕円形で密集。 ヤブニンジン:花びらは内側に曲がる。実はこん棒状。 やはり、花や実で見分けるのが簡単&確実。 葉などの違いは・・・ ヤブジラミ:葉に細かな毛がある。 オヤブジラミ:葉に細かな毛がある。 シャク:葉に毛が無い。 セントソウ:葉に毛が無い。葉柄は紫色。 ヤブニンジン:葉裏は白っぽい。茎や葉柄に毛がある。 毛の有る無しが大きいですが、セントソウとの区別が難しい・・・ その他、セリ(食)は良いですが、ドクニンジン(毒)、ムラサキケマン(毒)などと間違わないように。 お浸し。 柔らかく風味良くこれは美味しい・・・もっと沢山食べたい!! とろろ昆布汁。 シンプルに香りを楽しみました。美味しい♪