サバイバル節約術


スミレ <菫>

















スミレ。
正式名称:スミレ・・・濃い紫色の花、葉は地中からのみ出ています。
花が薄紫色で地上に出た茎からも葉が出るタチツボスミレの方が断然数が多く・・・実際目にするスミレはタチツボスミレが殆どです。






3月中旬。

コスミレ。
背が低く、地面スレスレな感じで咲いてました。










3月下旬。

ツボスミレ。
白い色の花でした。




4月上旬。



5月下旬。

ヒメアギスミレ。
ふと地面を見たら・・・何!? この葉!! ブーメランの群れ♪
こんな形の葉を持つスミレは、アギスミレとヒメアギスミレで、写真の様に葉が密集するのはヒメアギスミレなのです。
遠い記憶の彼方・・・たしか・・・白い花が咲いていた・・・花はツボスミレとソックリなのです・・・
ツボスミレだと思い込んで、撮らずに通り過ぎていたのです・・・
花を撮れるのは、来年かな!? その次かな!? 忘れていなければそのうち・・・2021年、無事撮影♪






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花は白い色。葉は濃い緑に薄い緑の模様が見えます。






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スミレ。
全てのスミレは食用に出来ます。葉だけでなく花も料理に使うと綺麗です。
どの種も殆どが同時期に開花し、どれも良く似てます・・・ので、シロウトによる種の同定は難しいようです。


スミレ・・・濃い紫色の花。葉は地中より出、矛型。
タチツボスミレ・・・花は薄い紫色。茎は立ち上がり、そこからも葉がでる。
           葉は丸いハート型。一番良く見かける種。
スミレサイシン・・・スミレの中でも大型になり、主に日本海側で見られる。

スミレは種類が多くて難しい・・・スミレだけの図鑑もあるほど・・・日本には50種ほどが存在します。





3月中旬。



3月下旬。



4月中旬。

タチツボスミレ。
3月中旬。葉の基部にある“托葉”が櫛状なのが特徴です。
柔らかく太めの茎に若葉を付けた芽が地面から伸びてきます。






マヨネーズ和え。タチツボスミレ。
シンプルに茹でてマヨネーズで頂いてみました。
柔らかく、クセなく、苦味もなく、普通に美味しい芽でした。
これならば、どんな料理に入れても違和感無く、見た目も良さそうです。




お浸し。タチツボスミレ。
クセ無く美味しいです。
小さなスミレからやっと伸びてきた芽を摘んでしまうのをためらい・・・沢山は食べれません。




お浸し。
川原で白い花のスミレを見つけました。
新しい芽が地を伸びていたので少しだけ・・・頂いてみました。
こちらもクセ無く美味しいです。




炒め物。
ブタ肉と一緒に炒めて見ました・・・肉を食べたくなっただけ・・・ですが、脂分が加わると殆どの食材は美味しく頂ける・・・天ぷら同様に、野草・山菜料理の定番です。
もともとクセなど無い美味しい食材なので当然ですが、美味しい!




炒め物。まだまだ寒い2月下旬・・・それでもやっと小指の先ほどの新芽があちこちで見られる様に・・・
で、チマチマと色々な種類を採取して“やげん”と一緒に炒めてみました。
(いろいろな種を含むので、全て軽めに茹でて水に晒してから使いました。)
採取した植物は・・・セリ、タネツケバナ、ヤブタビラコ、ヤエムグラ、ウシハコベ、スミレ、スイバです。




すまし汁。
救荒食の本にあったので作ってみました。
これが、特に薫り高いと言う分けでもないのですが、まず、見た目。
とても鮮やかな緑色で、熱を加えても変色しないのが良い!
そして、とても柔らかくてスープにして違和感無し!
たったのこれだけなのですが、具として申し分ない・・・おすすめです。

作り方:
1、鍋に水と出汁を入れ、沸騰させます。
2、ワカメを入れたら、溶き卵をまわし入れます。
  入れたい具がある場合は、ここで投入。
3、最後にスミレを入れて少ししたら完成♪




花の料理:



ゼリー。
ゼラチンを使ってゼリーにしてみました。
砂糖と泡盛少々を投入。2回に分けて固めると良いです。
スミレの風味など感じませんが、タンポポの様な苦味もなく、美味しかった。




お酒に。
薬効も何もありません・・・これは目で見て楽しむもの・・・
色々な春の食材を頂きながら・・・綺麗なスミレの花が浮いたお酒を頂く・・・
目をつぶって料理を頂くと味を感じなくなるように・・・逆に料理が華やかだととても美味しく感じます。




スミレの花の砂糖漬け。
持っている本に載っていたのですが、この本のオリジナルだと思ったら・・・一般的なもののようで、ネットを検索すると沢山ヒットします。
花だけを頂いても、もちろん美味しいのですが、頂き物のお菓子に載せて・・・雰囲気を出してみました。
今回は花ビラを取って作りましたが、花の形そのままでも良いです。

作り方:
1、サッと洗って拭いておく。
2、卵白に水を加えて良くかき混ぜる。
3、花ビラに卵白を塗り、砂糖を掛ける。
4、乾燥させたら完成。

ご覧の通り、見た目はとても良く、カリッとした食感も良いです。
スミレが一般的なようですが、他の花でも作れます。また機会があれば。




春雨サラダ。
本に載っていたレシピです。
花の香りや風味はほとんど感じませんでしたが、兎に角、見た目が綺麗!! しかも美味しい!!

作り方:
1、春雨は3〜4分茹でた後、水で洗って熱を取ったら食べやすい長さに切っておきます。
2、ドレッシング作り。サラダ油 1/4カップ、酢大さじ2、マヨネーズ大さじ2、塩コショウ少々を混ぜます。
3、春雨とシーチキンをマヨネーズドレッシングで和えて器へ盛ります。
4、スミレの花を飾って完成!!

※参考にしたレシピでは、キウイも投入し、アブラナ科の花も一緒に使ってました。
 私のアレンジ・・・黄色はタンポポの花びら、濃い紫はショカツサイの花びらです。見分けが付きにくいですが、僅かに薄い紫色と、白いものがスミレの花びらです。



 

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