8月上旬。 2023年・・・花は咲き終わり、既に種があちこちに。今まで何度も頂いているのですが、未だに花を見た事がありません・・・ 8月中旬。直径50cm以上ありそうなデカイ株。 9月中旬。 スベリヒユ。 田や畑のあぜなどに良く育ち、柔らかく瑞々しいです。 天日乾燥させて保存食にすることもできます。 山形県では“ひょう”と呼ばれ、販売もされているようです。 沖縄では“ニンブトゥカー”、トルコでは“セミズオトゥ”と呼ばれてヨーグルトで和えるとか・・・さらに調べるとフランスにドイツにオランダに・・・世界各地で食用にされているようです。 漢方では、天日乾燥させたものを馬歯莧(ばしけん)と呼びます。 煎じて膀胱炎、利尿、肝臓病、肺結核、百日せき等。 生の汁を毒虫の虫刺され、腫れ物へ塗布して利用できます。 サラダ。 ドレッシングは、“オリーブオイル&オニオン”が冷蔵庫にあったので♪ (目立っている鳥肉はサラダ用・・・タレも、もともと付いていたものそのままです。) 2022年にして、初めてサラダでも頂けると知り・・・初挑戦!! これは普通に違和感の無いサラダになりました。 お浸し。 手軽で間違いない食べ方のひとつです。 ほんと、美味しい♪ これがやっかいものの雑草!って・・・地球上に雑草と言う名の草は無いのです♪ 辛子醤油和え。 僅かにネバリがあり、美味しいです。 納豆和え。 スベリヒユは辛子醤油和えが美味しい・・・同じく醤油や辛子と合う納豆とも合うのでは・・・早速実践! 納豆もスベリヒユもネバネバ・・・これは美味しいです。 ポン酢で。 暑い夏に頂ける食材、本日も灼熱・・・しかも地獄と呼べるほどの熱気でした。 暑い夏はサッパリとポン酢で頂きたくなったので挑戦! 頂き物のシソが冷蔵庫にあったので傷まないうちに採用! ゴマも合うかな? この二つを乗せてポン酢を掛けて頂いてみました。 適度に歯ごたえもあり、これは美味しい! これは万能選手か・・・いろいろな料理に使ってみると面白いです。 ゴマドレ和え。 シーチキン和え。これは冷凍したものを解凍してみました。 若干、歯ごたえと色合いが落ちてますが、全然問題ない範囲です。 キムチ和え。 冷蔵庫にキムチがあったので、茹でてから混ぜてみました。 これはなかなか♪ 2〜3日寝かせても良かったかな!? 辛い! (量は調節して下さい・・・) ・・・ビールに泡盛に合います。 とろろ。 ほんと美味しい♪ もし普通にみんなスベリヒユの味を知っていてお店で売っていたら、間違いなく、普通の野菜と同様に買っている事でしょう。 作り方: 1、スベリヒユは茹でたら、包丁で何度も叩いて微塵にします。 2、白出汁を加えたら完成♪ 今回はアレンジでおかかを追加しました。 ナムル。 これはゴマの風味が合って美味しいです。 お酒のツマミに♪ 作り方: 1、茹でてアク抜きしたら、適度に切ります。 2、擦りゴマと白出汁、ゴマ油で和えたら完成♪ キンピラ。 作り方はいろいろ・・・お好みで♪ 茎だけを使うものや、葉も使うものがあります。 私は、茎メインながら、彩りも良くしたかったので、少しだけ葉も使いました。 お酒のツマミにどうぞ♪ 今回の作り方: 1、生のスベリヒユの茎をゴマ油で炒めます。 2、醤油・砂糖・酒・出汁を入れてさらに炒め、水分を飛ばしたら。 3、ゴマを振って完成♪ みそ汁。 具が一つなのに、緑と赤茶色の色合いが加わり、見た目が良いです。 もちろん、風味&食感も良く美味しく頂きました。 そうめん。 麺つゆに合うので、当然、そうめんにも合います。 このスベリヒユ・・・ほとんどの植物が成長して硬くなる時期に柔らかいまま♪ そんな夏に美味しく頂けるスベリヒユにピッタリな食べ方でした♪ 保存方法: 茹でてから天日乾燥させる他、茹でて冷凍庫で保存しても良いです。 天日乾燥させたもの。ひょう干しと呼ばれます。 天日乾燥は、一度茹でてから行ないます。 ひょう干しの戻し方。 1、鍋で水から茹でて沸騰したら火を止めて一晩そのまま放置。 2、2、3回水を取り替える。 3、水気を切ったら完成。 ひょう干しの煮物。 山形県で昔から食べられてきたものです。冬の間の保存食。 1、戻したひょう、一緒に煮る具ともども3cm程度の食べやすい大きさに切ります。 一緒に入れる具は、糸こんにゃく、油揚げ、打ち豆、ニンジン、ちくわ、厚揚げなど。 2、フライパンに油を少し入れて全ての具を炒めます。 3、醤油・出汁(その他、砂糖を少し入れても良い)を入れて水気が無くなるまでゆっくり煮付けたら完成!! こんな見た目ですが・・・美味しい!! これは手間は掛かりますが、また食べたいです。 茹でて冷凍保存していたもの。 冷凍して約3ヶ月経過しました。 豚肉と一緒におろしポン酢で炒めたもの。 フライパンに豚肉を投入して火が通ってから、凍ったままのスベリヒユを投入して作りました。 乾燥させるよりも色が良く、生のスベリヒユに近い食感です。 ハナスベリヒユ。(ポーチュラカ) 2020年10月、夏になると視界を遮るほどの藪になる河原へ行った時・・・ ふと、見た事の無い綺麗な花を発見、撮影しながら良く見たら・・・スベリヒユに葉や茎が似てる・・・そう言えば、スベリヒユってどんな花が咲くのだろうか・・・!?!?!? 調べたらこんな種があったとは・・・これは、園芸用に品種改良したスベリヒユですが、スベリヒユ同様に食べる事が出来るようです。 ちなみに、スベリヒユの花はもっと小さい花だったのでした。 いつも一緒に遊んでいた友達の下の名前を初めて知ったような不思議な感覚♪