6月末。 7月中旬。 9月中旬。 10月上旬。 コセンダングサ。 アイノコセンダングサ。 11月上旬。コシロノセンダングサ。 花びらの無い花が多いのですが、ぽつりぽつりと・・・花びらがあるものも見掛けます。 結構、可愛いって思ってしまった♪ 10月下旬。 11月中旬。 センダングサ。 センダングサと言う名前では知られずとも・・・実を見たら知っている人は多いでしょう・・・とてもやっかいな引っ付き虫なのです。 このセンダングサは救荒食として利用されました。 9月下旬。 10月下旬。 アメリカセンダングサ。 センダングサよりも湿り気のある場所に生えます。 センダングサ。 他の植物が育ってしまい、芽も硬くなってしまう真夏でも、柔らかな新芽を頂く事ができる貴重な食材です。 少しアクが強めなので、しっかり目に茹でて、しっかり目に水で晒しましょう♪ 良く似たものたち: センダングサ:黄色い花びらが付きます。 コセンダングサ:花びらがありません。 アイノコセンダングサ:花びらは無いのですが、一部に白い部分(筒状花)がある。 コシロノセンダングサ:白い花びらが付きます。別名:シロバナセンダングサ。 その他、アメリカセンダングサとタウコギは、実(引っ付き虫)の形が違います。 お浸し。 下拵えで茹でると、湯がかなり黄色くなります・・・かなり強いキク風味&色。 シッカリアク抜きしてから使いましょう。 2018年にして初めての対面・・・身構え過ぎたからか・・・アク抜きさえできれば、色々な料理に使えそうです。 みんなで食べれば害草駆除にも!! お浸し。 10月上旬。ふと・・・長く伸びた花茎を触ったら・・・柔らかい♪ これは!! ただ、いざ探し出すと、なかなか見つからない・・・日当たりの良い場所のものはもちろん硬く、日陰でも乾燥している場所のものも硬い感じ・・・日陰で水分を十分吸い、太くて瑞々しいものだけを採取してみました。 写真中央が花茎、奥は先端の花やツボミなど。 食べた感想は・・・これでもやや繊維がシッカリしてました・・・もっと厳選すれば違うと思いますが、そこまでする意味が・・・ 噛み切れない程ではないので、シャキシャキと歯ごたえ良く (ちょいと歯ごたえが良過ぎただけ♪) 美味しく頂けました。 豆腐に・・・刻みネギの代わり! アクが強いのでシッカリアク抜きします。それでも風味は残るので、刻んだら豆腐に載せて・・・ これは悪くないです♪ 当然ですが、ネギとは違ったアクセントが豆腐と醤油に合いました。 シーチキン和え。 今回は大根おろしのドレッシングがあったので、これを使って見ました。 センダングサの風味が強めなので、シーチキンにサッパリした大根おろしが合いました。 もちろん、ドレッシングではなく、本物の大根おろしにポン酢などでも良いでしょう♪ “救荒雑草”と言う本では漬け物にもされるとか・・・糠に付けるのは少々手間・・・漬け物について調べたら、味噌に漬けても漬け物!! これならば!! で、早速♪ 写真は、漬けて数日後です。 センダングサの漬け物。 センダングサは茹でて水に晒してアク抜きしてから使いました。 味噌にみりんと醤油少々を加えたタレに、アク抜きしたセンダングサを漬けて数日したら頂けます。 サッと水で味噌を落としたら、絞っただけ♪ これが、ほんと美味しい♪ アク抜きしても濃い目の風味が味噌と合う♪ あすすめ♪ 炒め物に。 ベーコンと一緒に炒めました。ツチイナゴは串で焼いてから添えました。 まったく問題なく、普通に食用になる野草と同じ・・・まったく違和感ありません・・・ いままで、やっかいなだけだった引っ付き虫の草も、食べれるとなれば・・・あちこちで大量に存在しているので食べ放題!! とても心強い食材の一つとなりました。 炒め物。 簡単で間違いのない食べ方です。写真奥はニンニク♪ 激熱の真夏にスタミナメニュー♪ 炒め物。 またまた・・・風味強めなので、アク抜き加減で調節し、色々な料理に使えます。 熱を加えても色褪せない所が良い所♪ 鶏皮と炒め物。 10月上旬、花やツボミなどの先端部分を茹でて水に晒してから使いました。 彩りが良くなるのと、食べた時に、僅かに菊の風味があるのが◎。 ギョウザに。 茹でてシッカリアク抜きしたセンダングサをギョウザと一緒に食べてみました。 想像では、爽やかな風味がギョウザとそのタレと意外と合いそうな・・・ 結果、思った以上にセンダングサの風味を感じない・・・超控えめ・・・アク抜きはある程度でやめておいた方が良かったかな? ただ、栄養は摂れたと思います。 ちゃんぷる。 冷蔵庫にセンダングサがあるのに、モヤシを買ってきて・・・肉も食べたい・・・ 冷蔵庫の中にはウィンナー・・・こうなったら・・・全部ごちゃ混ぜちゃんぷる〜!! 豆腐があれば、もっとボリュームアップ出来ましたが、これで十分! フライパンに具を投入!!出汁を入れて卵も投入!! 適当に醤油少々、塩コショウ少々で完成!! 簡単!! ビールを飲みながらガッツリ満足できました。 センダングサは風味が濃い(アクが強い)ので、シッカリアク抜きしてから使うと良いです♪ ちゃんぷる♪ 2020年、超久しぶりにチャンプルを作り、何か色合いが足りない・・・そう言えば、冷蔵庫にセンダングサがあった・・・ ・・・かすかな記憶で、以前にもセンダングサをちゃんぷるにしたような、しないような・・・気もしましたが、緑が加わって見た目が大分良くなりました。 もやし、豆腐、卵にウィンナー・・・安い食材でボリューム満点な上に美味しい♪ 卵焼き。 かなりの量を入れたのですが、あまり写ってない・・・それはさておき・・・ 綺麗な緑色が茶色っぽく変色してしまったのは、少々残念ですが、美味しく頂けました。 お茶漬け。 6月下旬、センダングサの柔らかな芽を採取し、天ぷらにしたら、ご飯に載せて出汁を掛けて・・・!?!? 何これ!? 期待していなかった分、信じられない・・・美味し過ぎる! 飲み屋で締めにこれが出てきたらみんな大喜びする感じ・・・風味&サクサク感が◎◎◎!!! 天ぷら。 このセンダングサは天ぷらにすると激美味になるのは、ひとつ上で承知済み!! (つい昨日の事のようですが、なんと3年も経ってた!!) 豚肉も食べたくて・・・そう言えば、ブタコマと大根おろしの組み合わせも好きだった♪ 今回は一緒に♪ これが!! もう、ほんとに、あり得んほどに美味し過ぎ♪ またまたですが、今回は・・・セイタカアワダチソウとクズも♪ 写真は、お皿全体にセンダングサの天ぷらがあり、写真上の方には、クズの若葉、写真中央辺りの小さいものがセイタカアワダチソウの花穂です。 美味しいセンダングサの天ぷら・・・何故だろう・・・濃い目のキクの風味が良いのか!? ならば!! で、挑戦!! 採取したのは、セイタカアワダチソウの若い花穂。その他、クズの若葉も。 採取した時点で気付きました・・・セイタカアワダチソウの花穂って、茎が結構硬い! まだ若い花穂だったのですが、ほんの先だけにして・・・結果、大根おろしと合うのかどうか良くわかりませんでした・・・ クズの若葉は、まあまあ悪くない組み合わせ。 センダングサは・・・もちろん!! やっぱり!! 美味しい!!
天ぷら。 6月下旬に採取した若い芽と・・・写真中央にあるのは、花♪ キクも花は食べる事が出来る・・・同じキク科のセンダングサは!? で、挑戦!! これは、キクの風味もありますが、その他の雑味が多い・・・食べれなくはないのですが、純粋に“美味しい♪”とは言い難い・・・そんな感じ。 そもそも葉も濃いめの風味なので、全体が濃い風味なのでしょう・・・ もし次にまた挑戦するとしたら・・・ガクと花茎を取ってから揚げてみようか!?