4月中旬。 8月下旬。 一面に広がるオオバコ。 9月下旬。 はじめて見ました。斑入りのオオバコ。 山の中の空き地の入り口付近・・・たびたび踏みつけられる場所のため、遺伝子が傷付けられて変異したのでしょうか・・・ 実は四つ葉のクローバーもそんな場所で見つかり易いのです。 川原の車の通り道。 オオバコ。 人や車に踏まれる所で良く繁殖して育つので、汚れている場合が多いです。 天ぷらで揚げると爆ぜるので、あらかじめ葉を破いておいたりします。 3月中旬。 4月中旬。 花を真上から撮影。 4月下旬。 5月上旬。 5月中旬。大きな株。 ヘラオオバコ。 ノーマルのオオバコと異なり、立ち上がりますが、同様に利用できます。 葉は細かな毛に覆われています。 オオヘラオオバコ。 分かりづらいですが・・・ヘラオオバコの大型の物です。 葉は長さ40cm、花茎は長さ95cm!! 4月中旬。 5月中旬。 5月下旬。 ツボミオオバコ。北アメリカ原産で、近年、各地で増えているようです。 トウオオバコ <唐大葉子> 海辺近くで見掛けます・・・とにかくデカイ! 1枚の葉が大人の手のひらほど、花茎は60cmもありました。 オオバコの実と種。 左から実、割れた実、中から出て来た種、水に浸けた種です。 なぜこれを撮ったかと言うと・・・ オオバコは踏まれる事で、種を運んでもらい繁殖するのです。 踏みつけてもらわないと逆に困る・・・変わった草です・・・ そして、踏まれる事でどうなる!? 調べたら、種は濡れると粘着成分が出てくっ付くとか♪ これは見たい♪ 水に浸けたら、写真右の様にゼリー状の物質で包まれた♪ 面白い♪ そう言えば・・・ 実の構造・・・半分で割れたら残りはカップ状! もしや、ここに水が溜まって!? そんなこんなで撮っただけ♪ ピーナッツ和え。 美味しいです。 ゴマ和え。 悪くないです。沢山はいりませんが、1品として“あり”です。 作り方は、茹でて切ったら、ゴマ、砂糖・みりん・醤油・出汁で和えるだけ!! 納豆和え。 柔らかいのですがややシッカリした食材なので適度に刻んで投入しました。 湯がいても色褪せしないので彩りも良くなり簡単&シンプル&美味しくおすすめ。 炒め物。 豚肉と一緒に炒めました。 炒めてもクタクタにならず、油も吸わず、他の具との相性も良い感じです。 今回は、下拵えで茹でてしまったので、炒め終わりに一緒に和えただけ。 通常は、茹でずに洗ってそのまま炒めますが、この方が色合いが良いです。 ヘラオオバコの炒め物。 買ってきた肉と冷蔵庫にあったニンジンを使って炒めてみました。 結構シッカリした感じの葉なので多少不安でしたが柔らかくなり美味しく頂けました。 チャンプル―。 もやしを使って・・・ギシギシでも投入しよう・・・冷凍庫に豚肉もあったな・・・豆腐も買って卵を入れてチャンプルーにしよう!! と、買い物中に考えました。 家に帰って・・・冷蔵庫にヘラオオバコもあったので入れたのです。 写真にはあまり写ってませんが、ギシギシもオオバコもそこそこ投入しました。 ピリ辛で美味しい!! ビールのつまみにあっと言う間にお腹の中に・・・ オオバコゼリー。 葉を磨り潰してゼリーにしたものです・・・ほんとは、綺麗な緑色になって翡翠ゼリー♪って呼びたかった!! 作った直後は緑色だったんです・・・熱を冷まして冷蔵庫に入れるまで緑のまま!! まさか、ヨモギの様に色が変わるとは・・・ これは、作ったら空気に触れないようにラップなどして、当日頂いた方が良いでしょう♪ ちなみに味ですが、これは体に良い薬・・・ハチミツを垂らせば美味しい♪ オオバコの翡翠ゼリー!! またまたやってしまいました・・・ 当日頂くつもりが、やっぱり忘れて・・・翌日です。 そして、前回食べた時も気付いてました・・・空気に触れない下の方は、緑色!! これは、バットなどに流し込んでゼリーを作ったら、変色した部分は取り除き、綺麗な翡翠色の部分だけを盛り付けるのが正解な気がしました。機会があれば、次こそは!! ヒスイゼリー。 熱でも変色する気がして・・・今までの全ての経験を活かして!! 1、ゼラチンは、熱湯で予め溶かしておきます。これを最初に行なう事で、オオバコ汁と混ぜる際には、ある程度冷めているのです。 2、オオバコをみじんにしたら、すり鉢に入れ、水を少々加えたら、ひたすら擦りまくります!! チョッパー or ジューサー or ミキサー などでも出来るかも知れません。 3、汁が出たら出汁取りパックに入れ、ある程度耐熱のある容器に絞り出します。 (要は、みじんのオオバコから汁だけ絞れれば良いのです。各自、工夫を♪) 4、溶かしたゼラチンを3のオオバコ汁に混ぜ入れます。 5、冷やして固めたら完成!! 表面の変色した部分を取り除いた方が見た目は良いでしょう♪ はちみつを掛けて頂いてみましたが、普通に美味しい♪ クセもエグミもなく美味しいです♪ 茹でてカラカラに乾燥させました。 こうして保存する事ができると、救荒食の本にあったのです。 春に採取して今は12月。ではでは♪ 今回は軽く茹でて戻しました。 炒め物。 見た目は悪くなってしまいますが、普通に美味しく頂けました。 茹でて乾燥させたあと、戻すのに再度、茹でたので・・・風味はほぼ無い感じです。 これは、逆に味付けを工夫すれば、いろいろな料理に使えます。 味噌汁へ。 今回は、茹でてカラカラに乾燥させた後、数日で頂いてみました。 カラカラに乾燥させたばかりの時は、青のりのように緑色でした。これを湯で戻したら・・・緑のまま♪ 見た目が良いと、やっぱり良いものです・・・ 冷凍庫で保存したら、綺麗な緑のまま、長期保存できる“気が”します。 オオバコ茶: オオバコの葉茶。 オオバコの実茶。 春〜秋の間に採取します。 作り方は、他の野草茶同様に、カリカリに乾燥させて砕いて軽く炒ります。 葉と実を分けたのは、特に意味はありません・・・それぞれの味の違いを知りたかっただけです・・・ 野草茶の中でも美味しい方だと思います。 薬効は、咳止め、利尿作用、健胃、整腸、便秘解消、消炎、むくみ解消、デトックス効果、下痢、ダイエット効果、風邪予防など。 実を使った料理: ヘラオオバコの種を手でしごいて採取しました・・・殻付き・・・ なんとか種と殻を分けたい・・・細かな網で丁寧に・・・だいたい・・・分けることが出来ました。 取り出した種。 これに塩を加えてフライパンで軽く炒ったら、オオバコの種のフリカケの完成。 ご飯へ・・・ 味良く風味良く美味しい・・・ただ、極小さいのですが、固い・・・ 飲み込んでも問題ないのですが、ご飯と一緒に食べるときは噛みたくなる・・・ 雑穀ご飯のつもりで良く噛んで頂きましょう・・・ 焼きソバへ・・・ ヘラオオバコだったからでしょうか・・・小さいのですが硬い歯ごたえ・・・ 茹でて蒸して炒める焼きソバと一緒に料理してみました・・・少しでも柔らかくなる!? 結果、やはり硬いですが、軽く噛んで喉へ入れる焼きソバの方が若干食べやすかったです。 ラーメンに。 噛むとやはり硬いので・・・そのまま汁と一緒に飲んでしまうのが良いかも。 採取したオオバコの種。 炒めた種。 御飯へ。 ヘラオオバコの種で作ったフリカケが硬く・・・オオバコであれば違うかも・・・との思いで、挑戦。 いきなりですが、結果、やはり硬いです。 硬くならないように軽めに炒ったのですが、同じ・・・ これは、噛みしめず、お米を潰す程度に軽く噛んだら飲み込むものでしょうか・・・ 塩味で美味しいのですが、これはやや減点。 沢山掛け過ぎ!? 根を使った料理: オオバコの根は白くて細い根でした。 オオバコの根も利用する事ができます・・・ 根も葉もない噂・・・と言う分けもなく、救荒食の本“救荒雑草”にありました。 煮物。 根もいろいろな料理に使えますが、今回は・・・根も葉も一緒に煮物に。 コトコト煮て冷まして・・・しっかり味を滲み込ませました。 若い時だったら・・・何これっ!てなるかも知れません・・・ 今は・・・お酒を呑みながらツマむのも“あり”です。 例の“救荒雑草”の本には、漬け物、和え物、すまし汁、揚げ物、煮物にされるとありました。 シンプルに揚げても美味しいかも♪