サバイバル節約術


オカトラノオ・ヌマトラノオ <丘虎の尾・沼虎尾>





4月下旬。葉の縁や茎に赤色が入るので分かり易いです。





5月中旬。





6月上旬。





6月中旬。









6月下旬。



8月下旬。実。

オカトラノオ。
救荒植物(他に食べるものが無い時にのみ食用とする)として利用されました。
新芽を食用とする事ができます・・・が、芽出しの頃は分かりにくい・・・花が咲いている時に場所を覚えておき、翌年春、採取しましょう・・・
何度も見ていて何となく分かってきました・・・葉柄に赤味を帯び、黄緑色の葉、木の苗のように真っ直ぐシッカリと地面から生えているイメージ。




7月中旬。

ヌマトラノオ。
その名の通り、湿った所に生え、花穂はオカトラノオの様に垂れず、葉は細いです。







お浸し。
救荒食の本に載っていた唯一の食べ方・・・シンプルにお浸しにしてみました。
花の咲く頃だったので、中心部の柔らかな葉だけを使いました。
悪くないです・・・普通に頂けます。




ピーナッツ和え。
下拵えで茹でたら茶色に・・・僅かな酸味もあり、ギシギシに似ています。
シュウ酸を含んでいるかも知れません。
7月に柔らか目の新芽を使ったのですが、ややゴワゴワ感がありました。
不味くはないです・・・食べれないことは無いです。




辛子酢味噌和え。
酸味があるので酢を使った料理が合います。
これは、それなりに美味しいです。




辛子酢味噌和え。
またまた・・・ですが、食べて見て・・・やはりこの食べ方が最善。
4月上旬、まだまだ大分早い・・・オカトラノオの成長はずっと遅いのです・・・
僅かに見つけただけなので少ないのですが、これは普通に問題なく美味しいです。
他に良い食べ方は無いかな!?




天ぷら。
何故今までド定番の天ぷらにしなかったのだろう・・・2017年になって初挑戦!
カリカリのサクサク! スナック感覚でビールに合います。
これが一番美味しい食べ方かも!?




玉子焼き。
ややシッカリした食感の食材なのですが、玉子焼きに沢山入れたら・・・
意外にも食べやすく、これは美味しい。お勧めです。




炒め物。
今まで食べた感じでは、まとまると意外と硬く感じる・・・ならば♪
で、今回は茹でて水に晒した後、細かく刻んでブタコマと一緒に炒めてみました。
実はこれ、2024年!! いままで何度も炒め物も作って来ただろう・・・と思ったら、なんと初めて♪
結果、やはりある程度刻んで使って正解でした♪
少し酸味のあるオカトラノオ・・・今回の味付けは、マヨとポン酢を使ったマヨポン炒め♪ 美味しい♪




煮物。
沢山採取したので、僅かに保存の効く煮物にしてみました・・・
食べれないことは無い・・・これは失敗か・・・




焼きそば。
冷蔵庫にオカトラノオがある時に、何故か職場で焼きそばを頂いたのです・・・それだけ!
風味も僅かで、まとまるとやや硬い食感になってしまう・・・これは、適度に刻んで使いました。
さらにさらに・・・アク抜きで茹でると色が茶色に・・・見た目までも!
今回は、彩りでニンジンを使いました。緑のピーマンもあればなお良かったでしょう。

多くの食材に混ぜて使う・・・そんな料理に入れてしまうのが良いと思いました。





茹でてカラカラに乾燥させました。



ふりかけ。
カラカラに乾燥させた葉を砕いて、塩、シラスを混ぜたら、ごはんに振り掛けました。
なかなか素朴な風味・・・これならば、保存出来て、風味も悪くないです。



花の料理:



天ぷら。
花は天ぷらで食べる事ができると知って・・・早速♪
串揚げの感覚で・・・中心の花茎はやや硬いので、花だけ食べました。
以前食べたニワトコの花の天ぷらを連想してしまったのは申し訳ない・・・そこまで花の香り満載ではありませんでしたが、これは普通に美味しいです。これは予想以上でした。
意外とおすすめ♪




ブタコマとキャベツの炒め物に。
サッと茹でた花を沢山ちりばめるはずが・・・花穂を採取しても咲いているものは少ない・・・で、こんな感じに・・・
色が白く分かり難く・・・食べてもほとんど何も感じず・・・アク・エグミを感じないのは良い所か!?
悪くはないのですが、やはり天ぷらが一番!?






 

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