サバイバル節約術


ノラニンジン <野良人参>





4月中旬。



5月下旬。



9月下旬。まだまだ花の状態が多い中・・・これは早い・・・既に枯れて種になってました。







11月上旬。



12月上旬。

種。
かなり長期間に渡って・・・花が咲き、実が成り、落ちて・・・を繰り返します。




4月中旬。



8月下旬。

根。
これがニンジンの原種だろうか・・・オレンジ色では無く白い根です。

ノラニンジン。
人参の原種・・・葉は食用になります。
根は・・・挑戦した方の記録ではとても食べれなかったようです・・・
機会があれば私も挑戦してみます・・・




葉の料理:



葉のお浸し。
葉の部分は・・・当然ですが、ニンジンの葉と同じ・・・
若干、細かな毛や繊維を感じますが風味が良いので美味しいです。
これは、ニンジンの葉を使った料理同様に利用出来そうです。






冷や奴。
サッと湯に通して刻んで豆腐に載せました。
想像通り・・・悪くない! 美味しいです。




スパゲッティーに。
葉を乾燥させて砕いて利用しました。
これはパセリの代わりになります。




スープに。
彩が良くなり風味もあります。
違和感なく美味しいです。




焼きそばに・・・インスタントでしかも青のりと一緒に・・・


根の料理:



4月中旬。
ハマダイコンは春先に芽が出てから花が咲く前までが良いと知っていたので、同様に芽が出てそれと分かる頃に探して採取してみました。

根はジックリ茹でてみました。
マヨネーズを付けて・・・意外にも硬くない・・・ただ、ニンジンの風味は全く無い・・・
アクなどクセも全く無い・・・マヨネーズで普通に頂けました・・・

葉はウィンナーと一緒に炒めました。
塩コショウで味付けしてウィンナーと一緒に・・・こちらは風味も良く美味しいです。



種の料理:



9月下旬に採取しました。



トゲトゲの付いたままでは食感が悪いと思い、すり鉢で擂りましたが種だけを取り出すことは出来ませんでした。擂っているととても良い香りがします。



すり鉢ですったおかげでトゲは落ちました・・・これ以上は無理な感じ。
種以外の細かな破片はできるだけ取り除きました。多少あっても問題ないかな?



キャベツとソーセージの蒸し煮。

1、適度に切ったキャベツを鍋に入れ、バター、塩コショウ少々を入れ、少な目の水、ブイヨンとノラニンジンの種を入れて10〜15分程度蒸します。
2、さらにソーセージを入れて蒸して馴染んだら完成。

種はネットで調べたら、たった1つ・・・キャラウェイシードの様に利用できるとか・・・
料理初心者の私にはキャラウェイシード!? そこからさらに色々調べました。
ザワークラフト!?と呼ばれるキャベツの塩漬けに良く使われる他、パン、チーズ、クッキー、ケーキなどにも使われるとか・・・
他にも調べていると、どうもキャベツとの相性が良いようで・・・今回の料理となりました。

味は・・・とても美味しいのですが、肝心のノラニンジンの種は・・・僅かな風味を感じる程度でした。
秋に採取して今は1月・・・さらに、料理を作ったのはすり鉢ですった翌日です。すっているととても良い香りがあるので、料理の際にすると良いかも。

これは香辛料として十分使えます。





前回は、細かな毛と取り分けるのにかなり苦労しました・・・一緒に食べてしまって問題無ければずっと楽・・・さてどうなるか!
さらに、前回に分かった事、磨り潰した直後が一番薫り高い。
そこで、磨り潰したら塩を僅かに混ぜて完成。今回はもちろん、細かな毛もそのまま。



ウィンナーを串に刺して焼き、これにパラパラと掛けて頂いてみました。
これは!! 最大の懸案事項・・・毛は全く気にならない! しかも薫り高く美味しい!

たったこれだけの事ですが、数年ぶりに解決した美味しい&簡単な食べ方です。




パスタに。
茹でたパスタに市販のクリームチーズパスタの素を掛け、その上にすり鉢で擦ったばかりの種子を振り掛けただけ・・・ですが、想像通り、この風味。チーズと合います。
料理上手な方は、もちろん全て手作りしたいもの。
とても簡単で美味しいです。おすすめ。






 

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