2月。海岸近くの砂地にて。 ここは巨大なハマアザミからトウオオバコなど・・・デカイ植物が多い・・・このハルノゲシは高さ160cm以上、茎の太さは3cm以上ありました。 3月中旬。つぼみ。 3月中旬。 3月下旬。 4月上旬。 4月中旬。 4月下旬。 茎は中空で、切ると乳液が出て来ます。 ハルノゲシ <春野芥子> 見た目は食べれ無さそうな感じですが、全て食べれます。 下拵えで湯通しすると柔らかくなります。 川原や山の中ではあまり見られず・・・私には少し遠い存在です。 レタスの原種とも言われています。 海岸の波打ち際近くのハルノゲシ。 ほとんど茎ばかりで、葉を探したら形は様々・・・ノゲシの仲間で検索しても似たものは見つからず・・・ 今の所・・・これは乾燥地帯に適応したハルノゲシと思われます。 生のままサラダで。 11月下旬、辺りは枯草ばかりになって来た頃・・・そんな時に見つけました。 食べれる緑の食材が少ないので、体が緑を欲しがって・・・兎に角、そのまま食べたくなったのです。 サッと洗ったハルノゲシの葉の上に、焼いただけのベーコン(ベーコン自体に味があるので、調味料は一切無し!)を載せただけ!! 食べる時は、ベーコンとハルノゲシの葉を一緒に口へ・・・こんな超シンプルで、美味しい!! 生で。 12月中旬でも柔らかな葉があったので、思わず♪ 肉と一緒に食べる事で苦みが丸くなります。 見た目も綺麗♪ サッと茹でたもの。 特売の砂肝を炒めて一緒に頂きました。 レタスの原種・・・肉と一緒に頂いて全く悪くないです。 鶏皮と一緒に。 さっと茹でただけです。冷蔵庫を見たらマヨ切れ・・・塩コショウを掛けた鶏皮と一緒に口の中へ・・・ これは悪くない。口の中が脂っこくならず、いい感じです。 サラダ。 サッと茹でてゴマドレで頂きました。 たったこれだけで美味しい。極僅かな苦みも大人の味♪ マヨネーズ和え。 僅かな苦味を感じる程度で美味しく頂けました。 ポン酢で頂きました。 僅かに苦味があるのですが、シャキシャキして美味しいです。 シラス和え。 これは美味しいです。 作り方: 1、ハルノゲシは茹でてしっかりアク抜きしたら適度に刻んでおきます。 2、シラス、醤油、めんつゆ、ゴマを入れてザックリ混ぜたら完成! 納豆和え。 ハルノゲシは風味濃い目なので、納豆和えにしても負けてません・・・ 彩り良く、ハルノゲシの風味も美味しく頂く事ができました。 納豆とシーチキンと混ぜて。 風味濃い目なので、他の食材と混ぜても良いです♪ 彩り良く、風味良く、もちろん栄養も♪ ケチャマヨ(ケチャップとマヨネーズ)和え。 本に載っていたので試しに・・・オリジナルでベーコンも投入しましたが、これは美味しい・・・春の苦味も和らぎ、とても美味しいです。 ナムル。 ハルノゲシは風味が濃い目なので、春菊のレシピを調べて見つけました。 風味良く美味しいです♪ 作り方: 1、ハルノゲシは茹でて水に晒した後、水気を切り、適度なサイズに切っておきます。 2、ボウルに入れ、ゴマ油、醤油、白ゴマと和えたら、器に盛って完成♪ ニンニクとヒキガエルの肉と一緒に炒めました。 風味付けのしょうゆ少々に塩コショウで味付けしました。 これは美味しい! もっと食べたい! ハルノゲシとツナの卵炒め。 レタスのレシピで見つけて作ってみました。 これが!! 激美味!! 週に何度も作って食べたいほど♪ 作り方: 1、ノゲシはサッと茹でたら水に晒して適度に切っておきます。。 2、フライパンにツナ、ノゲシに溶いた卵、鶏ガラスープの素を投入!! 3、直ぐに掻き混ぜてしまわないように、ある程度卵が固まった感じになったら掻き混ぜるを繰り返します。 4、仕上げに塩コショウをパラパラと・・・で、完成!! ※元のレシピでは、予め卵だけ先に炒めて後でツナ&レタスと混ぜて炒めてます。 今回はメチャ簡略化しました。 またまた・・・元のレシピではマヨネーズも投入してました・・・忘れてた!! 無くても美味しかったですが、あったらまた別の美味しさになったでしょう♪ ハルノゲシとベーコンの炒め物。 ネットを調べて見つけたのは、レタスとベーコンの炒め物。 これが! 美味しい! さすがレタスの原種! レタスの美味しい料理法と同じレシピで頂けます♪ 作り方: 1、フライパンにバターを溶かし、ベーコンを炒めます。 今回はアレンジでニンジンも投入! ノゲシはそのままでも良いかも知れませんが、私は予め、茹でて水に晒してアク(苦み)抜きしました。 2、次に ハルノゲシを投入したら、間髪入れずに溶き卵を投入! 3、卵が固まって来たら、塩コショウをし、風味付けに醤油を垂らしたら完成♪ 塩だれ豚 レタス ノゲシ。 風味あって彩り良くて、しかも美味しい♪ ビールも最高♪ 作り方: 1、豚バラを酒、鶏ガラスープの素、塩少々、ニンニク・ショウガの各チューブで揉みこんで下味を付けます。 2、1の豚バラをゴマ油で炒め、火が通ったらノゲシを投入してさらに炒めます。 3、最後にゴマ油を追加、黒コショウを振って完成♪ (写真では分かり難いですが、私は炒りゴマを振りました。) 天ぷら。 油で揚げる事で苦みも大分和らぎます。さらに、サクサク〜とても食感が良い・・・ 塩をパラパラと掛けたらビールに最高!! 天ぷら。 左上は、サッパのアラの唐揚げ、右の辺りがハルノゲシ、左下辺りはカワラヨモギです。 サクサクの唐揚げに、ノゲシやヨモギの苦みもビールに合います!! 玉子とじ。 出汁、しょう油、みりんのツユに下拵えしたハルノゲシに溶き卵でとじました。 美味しいです・・・つまみに単品で頂きましたが、ご飯に載せても美味しいでしょう・・・ コンソメスープ。 レタスの原種とも言われるハルノゲシ・・・レタスのレシピを参考にしてみました。 元のレシピは、“レタスとウィンナーのスープ”です。 これは、美味しい! レタスとスープと言う組み合わせは意外な気がしましたが、美味しい!! 作り方: 1、ハルノゲシは茹でてアク抜きしたら適度なサイズに切っておきます。 1、ウィンナーも適度なサイズに切っておきます。 2、鍋で湯を沸かし、コンソメと切ったウィンナーを投入! 3、火が通ったら、レタス 切ったハルノゲシを投入!! 4、塩コショウで味付けしたら完成!! ノゲシのクリームスープ。 元のレシピは、レタスのクリームスープ♪ これは美味しい♪ あっと言う間に鍋の残りも無くなってしまいました。 作り方: 1、ノゲシは茹でて水に晒してアク(苦み)抜きしておきます。 2、鍋に水、酒、鶏ガラスープの素を入れて沸騰させます。 3、沸騰したら、適度に切ったノゲシを入れて茹でます。 4、煮立ったら牛乳を投入して少し煮、塩コショウで味付けして完成♪ ※投入する牛乳の量は最初に沸かした水の半分です。 パスタに。 元のレシピは、レタスとベーコンのスープパスタです。 一度茹でて水に晒さなかったので、苦いかと思いきや! これは、普通に美味しい♪ おすすめ♪ 作り方: 1、ハルノゲシ、ベーコンは適度に切っておきます。 2、フライパンにオリーブオイルを入れ、ベーコンを炒めます。 3、ここに水400ml程度を投入し、沸騰したらパスタを半分に折って入れます。 さらにコンソメ、塩コショウを入れて茹でます。茹で加減はお好みで♪ 4、茹であがる直前にハルノゲシを投入し、適度に混ぜたら器に盛って完成♪ ノゲシ茶。 4〜8月に全草を採取して陰干しして作ります。 効能は、健胃。 花のポン酢和え。 茹でて水に晒してから和えました。 ガクごとだとタンポポの様な苦みがあると思ったら、ポン酢でサッパリと美味しく頂けました。 彩りが良いので、他の料理に添える使い方も良いかも。 1月下旬。 4月下旬。 5月上旬。直径30cmほどもありました。 葉に切れ込みがないので、ホソバノアキノゲシ。 5月中旬。 6月下旬。直径50cmほどもありました。 7月初旬。 8月下旬。左はホソバノアキノゲシ、右はアキノゲシ。 9月下旬。 10月上旬。 11月上旬。 アキノゲシ <秋野芥子>ハルノゲシとオニノゲシは黄色の花を咲かせますが、アキノゲシは白い花を秋に咲かせます。 全てキク科ですが、正確にはハルノゲシとオニノゲシがノゲシ属、アキノゲシはアキノゲシ属で少し種類が違うのです。 山菜・野草の本でもあまり載っていませんが、適度な苦味と手に入り易さと大きさから、私は好きです。 採取すると乳液状の汁が出てベトベトになるので気を付けて下さい。 お浸し。 美味しいです・・・が、苦い・・・ 味噌との和え物にした方が食べ易いです。 ドレッシング。 ネットを調べていたら・・・苦みには酸味が合うとの情報を見つけました。 最近のお気に入り、“青じそ塩レモン”を掛けて頂いてみました。 悪くない・・・全然悪くない・・・これは良いです。 こんな簡単な事で食べ慣れたものも新たな感覚で美味しく頂けます。 ゴマドレ。 またまた・・・ですが、ドレッシングを変えるだけで新鮮な感覚で頂く事ができました。 シーチキン和え。 茹でてシッカリ水に晒して苦みを抑えます。 さらにシーチキンの油分により、苦みを抑えて、しかも美味しく! 醤油をチョッと掛けて・・・美味しい・・・ 磯部巻き。 海苔の風味が美味しいです・・・お浸しよりも苦味はやわらぎます。 冷や奴に。 シッカリ茹でて苦みを抑えて載せました。僅かな苦みが美味しいです。 餃子を頂いたので一緒に。 アキノゲシと酢醤油が合うので、違和感ないです。 卵炒め。 正式な料理名は何と言うのでしょうか・・・ 甘辛で味付けした溶き卵と一緒にフライパンで焼き、やや半熟が残る程度で調理終了させました。 これは美味しいです。お奨め。 卵炒め。 マヨネーズとケチャップで頂きました。美味しいです。 切ったウィンナーと卵と一緒に炒めました。 ケチャップが合って美味しいのですが、冷蔵庫に無かった・・・ 今回は最後に風味付けにしょうゆを垂らして炒めた後、塩コショウで頂いてみました。 想像以上にこれも意外と美味しい味付けでした。 ベーコンと一緒に。 鶏ハツと一緒に。 もやしと一緒に。 厚切りベーコンと一緒に。 濃い味のモツと一緒にしても彩り良く、味も負けてません。 チーズ焼き。 野草料理を考える時、市販の野菜の中で近い存在物と同様にやってみると、美味しい事が多い・・・ さてさて・・・アキノゲシは!? 葉物ならば、ホウレン草!? ただ、今回は苦みに注目! ゴーヤのレシピで見つけたのです。 これが! 美味しい!! これはおすすめ!!! 作り方: 1、アキノゲシはサッと茹でて水に晒したら適度に切っておきます。 2、フライパンにベーコンを入れて炒めます。 3、火が通ったらアキノゲシも加えて・・・ 4、カツオ節を多めにドバッと上に掛け、さらにその上にとろけるチーズを載せます。 5、蓋をしてチーズが溶けたら、塩コショウと醤油を掛けて完成♪ 炒め物。 肉と一緒に炒めると脂で苦味が和らぎます。 また、肉料理の濃い味付けでもアクセントになるのでくどくならないです。 玉子焼き。写真上。 和え物。下の皿の左側。ゴマ味噌和え。 玉子焼きにすると苦味も和らぎ美味しいです。 天ぷら。 サクサクと美味しいのですが、そのままでは1つ1つがとても大きくなります・・・ 適度に切ってから揚げても良いと思います。 鍋。 アキノゲシ、ヤブカンゾウ、ハマエンドウと、鍋セット。 野草は味噌と合うので、味噌鍋が美味しいです。 ラーメンの具。 苦みがあるので麺と一緒に頂く量を調節します。 特に苦みが苦手な時は、茹でてアク抜きしたものを使いましょう。 焼きそばにも・・・しつこい!? 脂で炒めたので繊維感が増して少々食べ難くなってしまいました。 アキノゲシの青汁。 これ・・・あの苦いアキノゲシを・・・ほんとそのまま・・・ジューサーに掛けて・・・ 飲むだけ!!!! この色・・・絶対にやばい!! そして・・・どう考えても・・・100% 苦い!!! なんでこんな事してるのか・・・ 何処に記載されていたのか・・・忘れてしまいました・・・が、間違いなく、アキノゲシは青汁にして飲む事もあるとか・・・そんな情報を見つけたのです。 さてさて・・・味は・・・ コメントするまでも無い・・・苦い!! とても苦い!! 普通の人は飲めないかも!? それでも、少しずつ何口も飲み続け・・・はちみつを少し入れてまた飲み続け・・・意外と飲める・・・感覚が完全にマヒ♪ 余談・・・若い頃・・・うどんに大量の七味を投入して激辛状態で食べ・・・感覚がマヒして完食した後、数時間後に吐いた事がありました・・・今回も後から体が拒絶するかと思いながら晩御飯を食べて寝たのですが、何ともありませんでした。 体には良かったのか!?!?!? 4月上旬。 4月中旬。 4月下旬。 4月下旬。 オニノゲシ <鬼野芥子> ハルノゲシ→アキノゲシ→オニノゲシ・・・と段々トゲトゲしく、荒々しくなってきました・・・実際、オニノゲシはトゲがあるので採取の際は注意して下さい。 食用にする場合は、柔らかな新芽を利用します。