サバイバル節約術


ミゾソバ <溝蕎麦>





3月上旬。川の堤防沿いにて。



3月下旬。
通常の水位でも水に浸かってしまう場所・・・どれも泥だらけでした。



5月上旬。



9月中旬。









花。9月下旬。







花。10月中旬。





11月上旬。ほぼ白花。





11月中旬。赤い花と白い花の2種類が同じ場所にありました。

ミゾソバ。
葉の形が牛の顔に似ているので“うしのひたい”とも呼ばれます。
やや湿り気のある場所で見かけます。
若葉を食用とする事ができます。





ゴマ味噌和え。
それほど美味しいわけではないですが・・・普通に頂けました。




豚肉と一緒に炒めてみました。普通に美味しく違和感なし。
とても小さくなってしまい存在感が無かった・・・



まとまってこんもりと・・・河原にあるミゾソバ・・・ザックリと大量に採取したら、もやしと一緒にフライパンへどっさり・・・



味噌炒め。
イヌタデの食べ方に味噌炒めがあり、同じイヌタデの仲間と言う事で・・・作ってみました。
これは全くもって違和感なく、見た目も良くなり、美味しく頂けました。

炒め物。
火が通ると濃い緑色に・・・見た目良く、濃い風味なので、他の食材に混ぜても良いです。




玉子焼き。
3月上旬、高さが揃って絨毯の様になっていたので、先端だけをいくつか採取しました。
高さ10cmに満たない程度だったので、とても柔らかく、卵焼きに入れても違和感なし。
見た目も綺麗で、これは良いです。
クセが無いので、いろいろな料理に使えます。




佃煮。
佃煮にもされるとの情報があったので、作ってみました。
これは、普通に美味しい佃煮・・・お酒のツマミになりました。




割合は1/3よりも少な目。



ミゾソバとメリケン粉の代用団子。

ネットでいろいろな情報を検索していたら見つけました。

広島市役所前の麦畑で収穫に忙しい親子
敗戦後の食糧不足は、言い尽くせないほど深刻だった。市民は食料の調達に明け暮れ、食べられるものは何でも食べるという毎日だった。これに応えて市保健課 が1946(昭和21)年6月に広島駅前で野草試食会を開いた。そのメニューは、「ミゾソバとメリケン粉の代用団子」、「鉄道草(ヒメムカシヨモギ)の味 噌和え)」、「ぎしぎし(スイバ)の油酢和え」だった。

当時の広島市は、食糧難で大変だったようです・・・そんな時に考え出された料理です。
実際には、メリケン粉(小麦粉)を節約するため、ミゾソバの割合はもっと多かった可能性が高いです。
兎にも角にも、まずは・・・実食!!
贅沢にも醤油を少し掛けて頂きました♪ “美味しい”とは言えませんが、意外とイケる・・・
食べて気付いた事、頂く際は温かいうちに頂きましょう♪ 冷めたら、絶対にマズくなりそうです。




花・つぼみの料理:
花はお湯に酢を少々入れ、軽めに茹でて使います。
花が食用との情報はほとんど見つかりませんが、“食べられる野生植物大事典”に載ってました。



花を豆腐へ。
見た目が綺麗♪♪♪
花の香りや風味はほぼ感じないのですが、嫌な味・風味もないので、見た目が良くなる飾りとしてとても良いです。
そして・・・しかも! 季節は秋!! 辺り一面、枯れ葉が目立ち始める時期にも咲くのです♪




酢味噌で。
白やピンクが綺麗過ぎる・・・これはもう、高級料亭の飾りつけとして十分使えるレベルです♪
今回は酢味噌で頂きましたが、こんな濃い目の味付けであれば、違和感全く無し!!






 

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