サバイバル節約術


マツヨイグサ <待宵草>






4月下旬。







5月上旬。



12月下旬。

マツヨイグサ。




3月中旬。茎が伸びてその先に柔らかな芽がありました。



5月上旬。





10月下旬。海岸にて。茎は地を這う。



12月上旬。



コマツヨイグサ。





2月中旬。ロゼットとなり冬を越します。



4月下旬。



5月上旬。







花。9月上旬。

メマツヨイグサ。
葉の先端が褐色です。食べれ無さそうですが、芽は柔らかく食べれます。


マツヨイグサ。
ヨイマチグサ(宵待草)と言う方が聞こえが良いので、歌や本ではそう呼ばれる事もあります・・・これを知ってからどちらが本当なのか分からなくなることが度々・・・これを読んだあなたも・・・?
花も食べることが出来ます。

オニマツヨイグサ:花は8cm程度。花びらと花びらの間に隙間ができます。
オオマツヨイグサ:花は8cm程度。高さ150cm程度になる。めったに見られない。茎に赤い斑点が多い。
メマツヨイグサ:花は3.5cm程度。高さ80〜150cm。花びらの先がへこんでいる。もっとも普通に見られる。
マツヨイグサ:花は5cm程度。咲き終わった花は赤くなる。葉が細い。
コマツヨイグサ:咲き終わった花は赤くなる。地を這う。花は淡い黄色。




葉の料理:



オオマツヨイグサのゴマ味噌和え。
普通に食べる事ができました。



シラス和え。
5月末・・・若干育っていたのもあり、ややゴワゴワ感がありましたが、美味しく頂けました。



シーチキン和え。コマツヨイグサ。
味付けはもちろん! マヨ+醤油少々・・・完璧過ぎ。
風味あり、見た目も良く、美味しく頂けました。



茎から葉の部分は炒め物に。
ウィンナーと、とろけるチーズと一緒に塩コショウ、醤油少々で味付け。
彩り良く、茎の歯ごたえも丁度良く、美味しく頂けました。



豚肉とキノコと一緒に炒め物。
色々な野草の料理で、ド定番の天ぷら以外には、肉と一緒に炒める事!
肉の脂が加わるとクセが無くなり、柔らかく、風味良く、全体にまとまるのです。



豚肉とマヨポン炒め。
マヨネーズとポン酢を使った炒め物♪ 美味し過ぎる!!



ブタ肉炒め。コマツヨイグサ。
3月に柔らかな芽を集めて使いました。
なんとなく・・・で、軽く茹でてアク抜きして使いましたが不要な気がしました。
美味しく頂けました。



ベーコンと一緒に炒め物。
3月上旬、ロゼット状になって寒い冬を耐えていたものを採取しました。
使ったのは芽の部分と、ほとんどの葉は硬めだったので葉柄部分を使いました。
茹でて水に晒していないので、苦いかと思いきや!! 普通に美味しい♪




パスタに。
ベーコンと一緒に炒めました。
これは全く全然違和感ない・・・普通に美味しいスパゲッティー!





花の料理:



コマツヨイグサの花。
甘酢やマヨネーズなどで美味しいです。






マツヨイグサの花の玉子焼き。(甘辛)
いろいろな種類のマツヨイグサが混ざってます。
花の風味が残るか不安でしたが、十分残ってました。
花の玉子焼き・・・珍しい料理ができました。




タマゴスープ。
沢山花が咲いていると・・・つい、採取してしまう・・・
何か良い料理は無いかな・・・煮込んでみようか・・・と鍋に入れて火に掛けて・・・ふと、思いつきました。タマゴスープ!
中華スープの素を少し投入して溶き卵を流しいれ、塩コショウで味付け。
トロミは片栗粉を入れずとも、マツヨイグサのトロミで十分でした。
見た目の綺麗さが少し残念な感じもあり、やや疑心暗鬼状態でしたが、食べて見て・・・これは普通に美味しい!
風味良くまろやかで美味しいスープでした。
これならば、ウィンナーなども投入して・・・彩り良くしたら相当に美味い!でしょう。




春雨サラダ。
スミレの花を使った春雨サラダが有名で私も作ってみました・・・そして、まだ春雨が残ってる・・・
今回は採取した花(マツヨイグサ、アカツメクサ、シロツメクサ)を使って同様に春雨サラダにしてみたのです。
スミレと異なり、ガク付きとなるので、全てサッと茹でて水で晒してから使ってます。
作り方はスミレのページにある春雨サラダを参考にして下さい。
これも全く全然悪くない! 見た目綺麗で美味しい!!




サラダ。
酢・ハチミツ・塩コショウとオリーブオイルに花びらを浸けたドレッシングです。
使った花びらは・・・マツヨイグサ、アカバナユウゲショウ、ハマエンドウ、ノイバラ、ハマダイコン、ハルシャギク、スイカズラを使いました。
ちなみに、白いブロックは鳥肉です。
見た目が綺麗♪ 華やか〜♪ もちろん、美味しい♪




ヨーグルトへ。
はちみつを掛けて食べました。苦みやエグ味など無いので、美味しく頂けます。




浸けた直後。



4時間後。

はちみつ漬け。オリジナル。
花を見ると・・・つい、採ってしまいます・・・これをどうしようか・・・
花とはちみつ・・・軽く茹でた後、何となく和えて放置してみたら、花から成分が出てまろやかに・・・
今回はそのまま飲んでしまいましたが、これをパンに付けたり、デザート作りなどに利用したら美味しいかも。





浸けた直後。



1週間後。花を出したらお酒がトロトロ〜っとなってました・・・



3ヶ月と10日後・・・グラスへ注いだ所。

マツヨイグサ酒。オリジナル。
本にもネットにもマツヨイグサ酒などと言うものは見当たらず・・・これは実験でもあります。

いろいろな花を使った花酒の造り方を参考にしてみます。
花は1週間で取り出して、3〜4ヶ月で熟成すると想定。

これは飲みやすい美味しいお酒になりました。
濃さの加減も偶然良かったのか、やや甘みを感じる程度で飲み飽きず・・・これは、いくらでも飲めそうなお酒になりました。





根の料理:



オオマツヨイグサ。
根は細く真っ直ぐだと思っていたら・・・カブの様に太い部分があり、そこから四方へ伸びていました。



右はオオマツヨイグサの根、左は葉柄をメインにしました。



根のキンピラ。
今回はベーコンも投入して、お酒・醤油・砂糖で味付けしました。
食感良く美味しい・・・お酒に合います。




みそ汁。
マツヨイグサの根を使って・・・イメージはゴボウのみそ汁・・・
買ったのは豆腐だけ・・・色がないのでマツヨイグサの葉も使いました。
極僅かなヌメリがあり、豆腐が僅かにピンク色に・・・違和感ない・・・けど、少し物足りない・・・
豚肉を入れた豚汁の方が美味しいかも。

火を入れて翌日も頂きましたが、さらにピンク色のみそ汁になりました。
味は馴染んで当日よりも美味しくなりました。




海岸でコマツヨイグサを少しだけ頂きました。砂なので簡単にGet。



根をおでんに。
根は今まで色々な植物で経験済み・・・まずは縦に切ってみて中身を観察・・・結果、
細い根でも中心部分に硬めの部分がある・・・これは間違いなく口の中に残って食感を悪くする・・・と、言う事で、全ての根は縦に切り開いて中心の硬い部分を取り除きました。
写真の緑色の葉はハマダイコンの葉。その上や周りにあるもの・・・写っていない部分にも沢山あるのですが、これがコマツヨイグサの根です。
食べたら、ゴボウの様な食感でした。炒めても美味しいでしょう。
おでんの具としては、ちょっと小さくて物足りない感じでしたが、これならば色々な料理に使って違和感無いと思えました。




コマツヨイグサ。
冬の間はロゼット状になった株ごと採取して葉を取って使うと“食べられる野生植物大事典”にあったのです・・・
採取して家に着いたら・・・葉柄が反って・・・まるでタコやイカの様に・・・



葉だけ使うのは勿体ない! と、言う事で、葉と根と茎の部分も・・・結局、全て使って炒めました。
普通に美味しい♪




今回はお雑煮に。
やっぱり!? 何故か僅かにピンク色♪
これは柔らかく美味しく頂けました。




根の味噌漬け。
良く知られているのはヤマゴボウ(アザミ)の根を使った物ですが、同じ様な根っこ!! さてさて♪
1時間程酢に浸け、水気を取ったら、味噌3:みりん2:砂糖1のタレに一晩漬けるだけ♪
これが、しっかり漬かって味わいあり、適度な歯ごたえも♪ お酒に合う♪








コマツヨイグサの根のお茶。
これは普通の野草茶的な感じになりました。
悪くないです。





種の料理:





細い実の中にびっしり詰まって膨らんだからでしょう・・・それぞれが“いびつ”な形ですが、揃うと実の形のまま!!
まるで、立体的なジグソーパズルの様な種でした。
色々な野草の本や、救荒食に関する情報にも種を食用とする情報は見つかりませんでした。
私が見つけたのは、“アウトドア・サバイバル技法”と言う、超本格的なサバイバルで生き残るための本です。
さてさて・・・どうかな・・・




フライパンで軽く炒ってから焼きプリンへ。
炒ってみたのはなんとなく・・・いざ!!
エグかったり苦かったりを想像してましたが・・・普通に全く違和感無い! しかも香ばしい♪
これは美味しく頂けました。




こちらも炒ってから、串に刺して焼いたウィンナーに。
これは焼いたウィンナーの風味とは確実に異なる・・・香ばしい風味も加わり、美味しい♪




ポタージュに。



クリームパスタに。
短時間に大量に採れる&保存が利く&軽く炒めるだけで香ばしい風味がでる・・・と、なかなか使い勝ってが良かったです。














 

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