9月下旬。 10月上旬。 10月中旬。 まだ僅かに黄色くなり始めたばかり・・・と、思いながら良く見たら、下の方は既に種が落ちてました。 10月下旬。 シロバナキツネノマゴ。 キツネノマゴ。 魚には毒と言う情報ばかりで、人間に対して毒との情報はみつかりませんでした・・・ ちなみに毒成分はユスチシン、イソユスチシンです。 春の若葉の他、救荒食の本に、「子実をついて麺として食べる。」との情報があります。 10月中旬で、場所によっては既に実が落ちてる・・・ 早速、穂を採取して乾燥させました。 今回採取したのはこれだけ・・・普通のビニール袋に半分程度。 あちこちにまとまって生えているのですが、一か所にそれほど大量には存在しないのです・・・ 穂をカラカラに乾燥させたら軽く揉んで集めた種。 この実だけでお腹を膨らませるには、見渡す限りのキツネノマゴ畑が必要では!? 種のひとつひとつは、1mm程度!! ちっさ!! すり鉢の溝にハマるほど小さいのを何とか擂って・・・ 1人分のうどん(小麦粉100g)では、存在自体が分らなくなってしまう・・・と、言う事で・・・ 大部分は普通のうどんに、僅かに一部だけ、キツネノマゴ粉を混ぜました。 茹でてるところ。 実は、手作りうどん処女作です♪ 乳白色なのが普通のうどんバージョン。 グレーっぽいのがキツネノマゴうどん。 完成♪ さてさて・・・ お皿に取ってみたところ。 普通のうどんバージョンは・・・やっぱり処女作なのでまあまあ普通・・・ そして、キツネノマゴバージョンは・・・僅かに土の香りのような・・・ゴボウ風味に、そして僅かにス〜っとする爽やかな感じに、さらに極僅かに青臭い感じ も・・・これらが合わさった感じなのですが、これを聞いても想像できないですよね・・・兎に角変わった風味がありましたが、問題なく普通に頂けました。 そして、今回は小麦粉に僅かに混ぜただけで作りましたが、この割合がもっと高いと食べ難くなるとも感じました。100%はムリかも。 ウィンナーに。 これはオリジナルで、種を炙って香ばしくしてウィンナーに振り掛けてみました。 これが、香ばしい風味が◎。 作る前は、味が無いので塩コショウでも掛けないと不味いだろうと思ってました・・・が!これだけで美味しい♪