サバイバル節約術


カワラケツメイ・クサネム <河原決明、草合歓>





8月下旬。















実。9月上旬。



10月上旬。
実が黒くなると目立ちます・・・こんなにあちこちにあったとは・・・



中身。
ペラペラの薄い鞘・・・当然、中の種も薄かったです。





10月中旬。何気に根元が目に入ったら・・・“木”じゃん!! 凄い太い!!
※ネットで木質化のワードで調べたら、タイワンカワラケツメイなる種が、根元が木質化するとか・・・
 沖縄などで見られるようですが、ここでも!? ノーマルのカワラケツメイとの違いなどの情報が無いのでまたいつか♪

カワラケツメイ。
クサネムに良く似ていますが、こちらは葉の先が尖り、実は上を向きます。
お茶としても古くから利用され、茎葉を使った「弘法茶」の他、実を使ったマメ茶にもできます。
ケツメイシ(決明子)と薬効が似ているので名づけられたとか・・・決明子とは・・・
明(目)が決(ハッキリ)すると言う意味。目と肝(肝臓)は関連があり、肝臓と目に薬効があります。




カラカラに乾燥させて利用します。





2020年。視力の衰えが気になって・・・

お茶。
さすがに古くから広く利用されているだけあって美味しいです。
風味があって美味しい。





黒くなった実だけを使ったもの。



黒くなった実だけをつかったもの。
風味は濃いめですが、十分頂けました。










7月下旬。



8月中旬。



8月下旬。





9月下旬。

クサネム。
田んぼのアゼなどの湿地に生えます。
葉がネムノキにソックリなので、クサネムと言う名前だそうですが、それだけではない・・・夜になるとネムノキの様に葉を閉じるのです。
また、子供の興味をとてもそそる・・・オジギソウにも良く似ています。子供がこの草を見るたびにツンツンするので、“この草は閉じないよ!”と言うのですが見るたびに・・・そう言えば、私も子供の頃にツツイてたか・・・沖縄では帰化植物として繁殖しているようです。
カワラケツメイととても良く似ていますが、カワラケツメイは、マメ科ジャケツイバラ亜科。クサネムはマメ科クサネム属です。






クサネム茶。
カワラケツメイは弘法茶として有名ですが、良く似たクサネムは使えない・・・と思ってました。
クサネムは救荒食としてお茶にする事もできたのです。















 

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