8月下旬。 実。9月上旬。 9月中旬。 10月上旬。 実が黒くなると目立ちます・・・こんなにあちこちにあったとは・・・ 中身。 ペラペラの薄い鞘・・・当然、中の種も薄かったです。 ここまで・・・アレチケツメイだと思って撮影し続けてきたものです・・・その他の種を知ってから、改めて見ても・・・これはやはり普 通のカワラケツメイな気がします。(もしかしたら一部混ざってるかも!?) 10月中旬。何気に根元が目に入ったら・・・“木”じゃん!! 凄い太い!! ※ネットで木質化のワードで調べたら、タイワンカワラケツメイなる種が、根元が木質化するとか・・・ 沖縄などで見られるようですが、ここでも!? ノーマルのカワラケツメイとの違いなどの情報が無いのでまたいつか♪ 2025年、ツマグロキチョウがカワラケツメイしか食草としないために個体数が減っている・・・との情報の中、外来種のアレチケツメ イも食草とされて増えている地域もあるとか♪ で・・・今まで撮ってきたのは、ほんとに普通のカワラケツメイだったのかと・・・時期が来たので調べてきました♪ 花弁のひとつが大きい! 蜜腺がキノコ状! ここまで、アレチケツメイでした!! カワラケツメイ。 クサネムに良く似ていますが、こちらは葉の先が尖り、実は上を向きます。 お茶としても古くから利用され、茎葉を使った「弘法茶」の他、実を使ったマメ茶にもできます。 ケツメイシ(決明子)と薬効が似ているので名づけられたとか・・・決明子とは・・・ 明(目)が決(ハッキリ)すると言う意味。目と肝(肝臓)は関連があり、肝臓と目に薬効があります。 カワラケツメイによく似た仲間 カワラケツメイ:蜜腺は葉柄の上部で柄が無い。シベは黄色。 アレチケツメイ:下の花弁が他の花弁の2倍。蜜腺は柄があってキノコ状。シベは赤色。 タイワンカワラケツメイ:茎は赤褐色、根元は木質化する。蜜腺は葉柄の中央。分布は沖縄のみ!? 余談・・・ 最初にカワラケツメイを見つけて撮ったり採ったりしてきた場所と、根元が木質化している写真を撮った場所に、アレチケツメイを撮った 場所は、全て同じ河原なんです!! 2025年、アレチケツメイの存在をして確認に行った時、どれをみても全てアレチケツメイでした・・・在来のカワラケツメイは駆逐さ れてしまったのか・・・ カラカラに乾燥させて利用します。 2020年。視力の衰えが気になって・・・ お茶。 さすがに古くから広く利用されているだけあって美味しいです。 風味があって美味しい。 黒くなった実だけを使ったもの。 黒くなった実だけをつかったもの。 風味は濃いめですが、十分頂けました。 7月下旬。 8月中旬。 8月下旬。 9月下旬。 クサネム。 田んぼのアゼなどの湿地に生えます。 葉がネムノキにソックリなので、クサネムと言う名前だそうですが、それだけではない・・・夜になるとネムノキの様に葉を閉じるので す。 また、子供の興味をとてもそそる・・・オジギソウにも良く似ています。子供がこの草を見るたびにツンツンするので、“この草は閉じな いよ!”と言うのですが見るたびに・・・そう言えば、私も子供の頃にツツイてたか・・・沖縄では帰化植物として繁殖しているようで す。 カワラケツメイととても良く似ていますが、カワラケツメイは、マメ科ジャケツイバラ亜科。クサネムはマメ科クサネム属です。 クサネム茶。 カワラケツメイは弘法茶として有名ですが、良く似たクサネムは使えない・・・と思ってました。 クサネムは救荒食としてお茶にする事もできたのです。