サバイバル節約術


カラスノエンドウ <烏野豌豆> 他



ここでは、カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウを扱います。



2月下旬。日当たりの良い河原にて。



3月上旬。



3月中旬。



3月中旬。



3月下旬。





4月上旬。



実。4月下旬。



5月上旬。熟した実。



爆ぜて種が飛び出た後。



5月下旬。あちこち緑が育ってくる中で、ひと足早く熟して黒くなるので見つけ易い♪





多くの植物は、夏から秋にかけて実が熟れますが、カラスノエンドウはこの時期には既に熟れてます。
触った瞬間に弾けて種が飛びます。




12月下旬。
他の植物もそうなのですが、秋・・・適度な雨と気温により、芽生えてしまうのです。

カラスノエンドウ。
少し開けた草むらの中で良く見かけます。
古く地中海地方では食用として栽培されていたとの情報もあります。
とてもアブラムシ(アリマキ)が付き易いので、気を付けて採取&良く洗います。
マメ科の植物は美味しいです。





3月中旬。




4月上旬。



4月下旬。



5月上旬。



カスマグサ。
カラスノエンドウとスズメノエンドウのちょうど中間のサイズなので・・・
“カ”ラス、“ス”ズメ、“マ”(間)・・・なのですが、後は“エンドウ”ではなく、“グサ”(草)となってます・・・
サイズは中間なのですが、これだけ少し外見が異なります。
写真の様に、花は長い花茎の先に少しだけ付くのです。(実も当然同様です。)





4月中旬。









5月上旬。

スズメノエンドウ。
小さくてカワイイ・・・





左より、スズメノエンドウ、カスマグサ、カラスノエンドウ。







ゴマ和え。
ネットで見つけた情報から・・・ゴマ和えが美味しいとか・・・早速挑戦!
これは!! さすが・・・美味しいです。




シーチキン和え。マヨで♪
間違いない♪



シーチキンと。
お店で、ふと気になった“コブサラダ”ドレッシング・・・見た目だけで美味しそう♪ 人生初♪
これは、カラスノエンドウをサッと茹で、シーチキンと一緒にお皿に載せ、コブサラダのドレッシングを掛けて見ました。
カラスノエンドウもそこそこ風味があるので、コブサラダのドレッシングとの相性も悪くありませんでした♪
これはもちろん、いろいろなお好みのドレッシングで美味しく頂けるでしょう♪




写真左上。柔らかく風味もあって美味しいです。



豚肉と一緒に炒めてみました。
口に入れると豆(枝豆)の風味があります。
ビールに合って美味しい!



ひとつ上の写真・・・去年もやってました・・・手軽で美味しい料理です。



12月下旬に採取したもの。季節外れですが、若い芽はやはり美味しいです。



ベーコンと一緒に。奥はただのシューマイです。

炒め物。
ガンガンに陽の当たる場所に生えている芽よりも、やや他の草に埋もれている柔らかく瑞々しい芽の方が柔らかく美味しいです。
ただ、油で炒めると水分が抜けて硬めな食感になりがちなので、まずは他の食材を炒め、芽は茹でてから最後に投入して絡めたり、ただ炒める時も最後に投入するなど、僅かな気遣いで大分変ります。
炒め物は手軽に頂けるのでおすすめ。




素揚げ。
素揚げにして塩をパラパラ掛けて食べると美味しいとか・・・早速実践してみました。
サクサクと美味しいのですが、水分が抜けているので満腹感ゼロ。やや残念。




かき揚げ。
これは豆科の風味&乾燥エビの揚がった香ばしい風味に、サクサク〜の衣・・・これにパラパラと塩を振って・・・
美味しい!! 美味し過ぎる・・・ビールに最高!!
そばやうどんに載せても美味しいでしょう。



またまた・・・
カラスノエンドウの新芽、玉ねぎ、乾燥エビを使いました。
これが! サックサク〜♪ 美味しいです♪




卵焼き。
これは彩り良く普通に美味しいです。




卵とじ。
見た目良く、風味良く、美味しいです。




パスタ。
簡単ですが、オリーブオイルでニンニクを炒めたら、ベーコン、サッと茹でたカラスノエンドウを炒め、醤油少々と塩コショウで味付け、茹でたパスタに載せたら完成♪
これは普通に美味しいです♪




お粥。
2021年12月20日!! こんな時期に河原の土手に・・・芽生えて美味しく頂ける丁度良いサイズのカラスノエンドウにハコベにミミナグサに・・・思わずあれこれ採取して8種類もGet!
ひと足早いのですが、七草粥ならぬ八草粥にして美味しく頂きました♪






カラスノエンドウ茶。
4〜5月の開花期に地上部全てを採取して日干しします。
そのままでも良いですが、今回は軽く炒ってみました。
効果は、血行促進、健胃、新陳代謝アップ、咳止め、利尿作用など。



花の料理:



シーチキンのトッピング。
花はサラダで頂けると本にあったので早速・・・いい案が無く、今回はシーチキンに載せただけ♪
見た目はご覧の通り、とても良いです。 食べた感想は、変な苦みなどもなし。
これは、いろいろな料理に使えます♪



サヤの料理:



炒め物。
もちろんマメも食べれます。
サヤごと食べる場合は、まだ膨らむ前の柔らかいものを集めます。
採取に手間が掛かりますが美味しいです。



炒め物。
4月下旬、やや日陰で育っていたカラスノエンドウの先端付近に成っていた実だけを使いました。
フライパンに水を入れて煮る感じで・・・最後に炒めて完成♪
初めから油で炒め過ぎると水分が抜けて硬くなってしまうと思ったので、煮て炒める方法にしました。
柔らかく、ベーコン&塩コショウが合い、ビールが美味しい♪ もっと欲しい♪




若さやの塩茹で。
マメ科で柔らかい若さやは頂く事が出来る・・・もっともシンプルな料理・・・塩茹でした枝豆を想像しながら・・・ビールのツマミになるかも!!
挑戦してみましたが、若いペラペラのサヤは一株から1つか2つしか採取できず・・・大量に採取してもとても少ない・・・それでも美味しければ良かったのですが、意外にもマメの風味はあまりなく・・・これは残念・・・極僅かですが苦味も・・・
小麦粉を加えてかき揚げにしたり、玉子焼きに混ぜたり・・・カサ増しした料理が良いです。
熱を加えても色あせない所は良い所。




かき揚げ。
今回は乾燥エビと一緒にかき揚げにしてみました。
最大サイズになっていない僅かに短いサヤを集めました。
揚がって硬くなり、写真のようにトゲトゲしているので、食べる時に若干の注意が必要でしたが、口の中に入ってしまえば、風味良く、香ばしく、サクサク〜これは美味しいです。



豆の採取:



黒くなってまだ爆ぜてない実を洗濯ネットなどに集めて放置しておくだけ・・・
晴れた日が続いた後・・・全ての実が爆ぜて写真の様に・・・
底に集まった実をざざ〜っと集めるだけ。


豆の料理:



一昼夜水に浸けたもの。
豆を水に浸けると、水を吸って大きく柔らかくなるのは知ってますよね・・・もちろん私も♪ が!!
傷まない様に冷蔵庫に入れていたら・・・水を吸わないものが多い!! 調べたら、水を吸わせる時は常温にするのでした♪




乾煎り。
年を越して1月。ずっと保管してた豆・・・カラカラになって小さくなっていたので、一度茹でてから炒りました。
パリポリ、パリポリ・・・香ばしくて♪ ツマミとして美味しかったです♪




コブサラダドレッシングで。
雨の多い秋、カラスノエンドウも新たな柔らかい芽が育ってたので思わずGet♪
そして♪ 春に採取して保管していた豆もあったのです。これは♪
これは美味しい♪




煮豆。
豆は小さいのですが、煮豆にするとの情報をいくつか見つけたので作ってみました。
他の野草がだんだん成長してきた頃・・・カラスノエンドウはいち早く実を付けて爆ぜてしまいます。
採取するタイミングが早いので注意します。
出汁をメインに砂糖と醤油を控えめに作りました。コトコト煮込んで自然に冷ましてまたコトコト・・・
ジックリ煮込んで柔らかくなった豆。 これは! 普通に美味しい煮豆です。 風味が良いです。
何回かに分けて美味しく頂けました。

豆の状態で保存しておき、冬に頂くと良いかもしれません。




コンソメスープに。
カラスノエンドウは一晩水に浸けた後、コトコトジックリ茹でました。
作り方:ベーコンを炒めた後、茹でたカラスノエンドウ、キャベツを投入してコンソメ+塩コショウ少々で味付けしただけです♪
普通に美味しい♪




ロールキャベツと一緒に。
緑はクコの芽です。違和感なく、そして見た目良く♪




チリコンカーン。
豆料理を検索していたら見つけた・・・面白い名前の料理だったので思わず。
超大量のマメ(カラスノエンドウ)で鍋いっぱい作ってしまったので、数日に分けて頂きます。
これは美味しい!! 
調べると、さまざまなバリエーションがあります。今回は、カラスノエンドウの他、ニンニク、玉ねぎ、トマトホール缶、合い挽き肉を使い、コンソメ、チリパウダーで味付けしました。




チリコンカーンにとろけるチーズ。
沢山作ったので、翌日はとろけるチーズを混ぜてみました。
もちろん! 美味しい!!




茹でたソラマメ、粉唐辛子、乾燥米こうじ、塩を投入したところ。



混ぜた直後。この後、気が向いた時に、ちまちまと・・・ツブを潰してました・・・



約2ヶ月後。



豆板醤。
あらゆる野草の中でも、いち早く実を付けて枯れてしまう草・・・そんな草の豆を採取して・・・良い案も思い付かず・・・とうとう冬!! そんな時、見つけてしまったのです・・・豆板醤が豆から作られると言う事を!!
そして!! 豆板醤はソラマメで作れる!! これは!!
これは、ほんと偶然・・・野草のマメには、大豆やアズキの原種があるなか・・・放置してたカラスノエンドウは・・・ソラマメの仲間だったのです♪ 超偶然♪

作り方:
1、カラスノエンドウは柔らかくなるまでシッカリ茹でます。
  ソラマメの場合、皮を剥きますが、そんな事してられない♪ので、そのまま使います。
2、 ジッパー付きの袋へカラスノエンドウの他、粉唐辛子、乾燥米こうじ、塩を投入します。
  分量は、カラスノエンドウ100gに対して、粉唐辛子30g、乾燥米こうじ30g、塩20g程度の割合です。
3、これを袋の上から揉み潰します。潰し具合はお好みで♪
  私は手や擂粉木で押しつぶしました。
4、潰し終えたら空気を抜いて密封! 常温で約1ヶ月後から頂けますが、長く熟成させるほど美味しくなります。



ブタコマともやしの豆板醤炒め。
これは美味しい♪ おすすめ♪

作り方:
1、ブタコマをゴマ油で炒めます。
2、火が通ったらもやしを投入!
3、もやしも火が通ったら、酒、みりん、醤油、おろしショウガ、豆板醤を投入して混ぜたら完成!!



炒め物。
ブタコマとヤブカンゾウの芽(根元は別料理で使ったので、柔らかい葉だけを使いました。)の炒め物。
豚肉をゴマ油で炒めて豆板醤、酒、みりんを投入し、最後にヤブカンゾウの芽、器に盛って炒りゴマを振ったら完成♪
めちゃ美味♪ ビールも最高♪



ヤゲンと小松菜の炒め物に。
ヤゲンのコリコリ食感に、ピリ辛がビールに合う♪



ピリ辛ツナご飯。
ツナに豆板醤を好きなだけ!!そして醤油を少々・・・そんだけ!! 美味しい♪



ブロッコリーに。
頂き物のブロッコリーがあり、これを茹でてマヨネーズで・・・もし、これがピリ辛だったら!?
と言う分けで、マヨ+豆板醤のタレを作って頂いてみました。
これが!! これは超お気に入り♪ 美味しい♪



ギョウザに。
豆板醤でギョウザのタレを作るレシピがいくつかあったので、挑戦してみました♪
いろいろバリエーションがありますが、今回は・・・
酢・醤油・豆板醤・ごま油を混ぜて作りました。
ピリ辛が美味しい♪ いつもと違う風味も◎。



生きゅうりに♪
暑い夏に!! ビールと一緒に!! うまい♪






 

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