3月上旬、やっと芽吹き始めたところ。 3月上旬〜中旬。 3月中旬。大量にまとまって生えてます。採取は今晩のおかず分だけ♪ 3月下旬。 4月下旬。 7月上旬。 河口に近い場所にも・・・こんなとこにも居たのか・・・ この時期は花があると、とてもわかりやすい・・・ 花。7月中旬。 オレンジ色の八重咲きの花がとても目立つので、この時に見つけるのが一番簡単です。 場所さえ憶えておけば、毎年、若芽と花と年2回楽しめます。 ヤブカンゾウ。 3月中下旬頃に毎年同じ場所から芽が出てきます。 採取する時は、少し掘り下げて白い部分からナイフで切り取ります。 7月下旬。 池の水際に生えてました。 7月下旬。湿地に生えていたもの。 ノカンゾウ。 1月下旬。 とても寒い西風&潮風がもろに当たる場所・・・この時期でもなんとか・・・緑を保ってます。 ※この地域はからっ風で有名・・・冬は兎に角、風が強くて寒いのです・・・それでも何とか緑。 8月上旬。 10月上旬。 11月上旬。 12月中旬。 ハマカンゾウ。 海の波打ち際からほんの数メートルの場所です・・・強い西風の時は波飛沫がかかるほどの場所・・・ 海にあるからハマカンゾウ!? 当初、疑問形でしたが、真冬でもなんとか緑を保っている事がわかり間違いないでしょう。 タケノコ同様に・・・根は真っ直ぐ地下に続いているかと思いきや!! 必ずどちらかに曲がってます。根元から採取する際の参考に♪ 葉の料理: ヤブカンゾウの酢味噌和え。 シャキシャキした歯ごたえと僅かな甘味が美味しいです。 キンザンジ味噌で頂いても美味しいです。 豆板醤酢味噌和え。 オリジナル適当料理です・・・カラスノエンドウから作った手作り豆板醤が美味しくて・・・いろいろな料理に使ってます。 あまり豆板醤を入れ過ぎると、違う気がしたので、ほんの僅かだけ入れたら・・・美味しい♪ バッケ(フキ)味噌。 山菜同士は個性があるので、組み合わせるのは私にはまだまだ難しい・・・ただ、クセ無く食感のよいヤブカンゾウに風味の良いバッケ味噌の組み合わせは良い気がしました。 これはほんと美味しいです♪ ちくわと酢味噌和え。 これは本に載っていた料理です。美味しい!さすが。 見た目も綺麗♪ ヤブカンゾウを刻んで納豆に混ぜて。オリジナル。 ヤブカンゾウはややヌメリがあるので思いつきました。美味しいです。 これに、海苔や玉子を加えても、御飯に載せても美味しいです。 イカキムチ和え。 これは見た目も良く、少し辛過ぎるイカキムチも、丁度良くなり美味しいです。 シーチキン和え。 採取したワカメと和えようと考え・・・それだけだと足りないのでシーチキンと和え・・・ もともとワカメとシーチキンの相性はバツグン。ヤブカンゾウはやや甘味とぬめりがある・・・これも合いました。彩りも良くなりこれはおすすめ。 ヤブカンゾウの巣ごもり。 ヤブカンゾウの葉と・・・手元にあった生卵・・・で、思いつきました。 巣ごもりと言えばアケビ・・・アケビ以外での巣ごもりは初めてでした・・・が、想像以上・・・これは美味しいです。 柔らかくもシャキシャキ感の残るヤブカンゾウの葉に卵の黄身。 出汁しょう油を掛けて・・・この3つの味がとても合う! おすすめです。また食べたい・・・ ヤブカンゾウの炒め物。写真左上。 肉と一緒に炒めると美味しいです。 根元を使った後の残り・・・葉の部分のみ・・・ たまたま鳥皮が手元にあり、一緒に投入しただけ・・・スイバの花穂も一緒に・・・ 葉は意外とシッカリしているので、炒めてもドロドロにならず・・・クセもなく・・・さらに彩りも良くなるので、使いようでは、これは万能かも。 モツ炒めにも投入してみました。 炒め物。 ベーコンにウィンナーも使い、ヤブカンゾウは根元部分をココナッツ鶏鍋に使ったので、葉先メインで作りました。 豆板醤でピリ辛にしたら正解! 美味しい! お酒に合います。 モツと一緒に。 煮て炒めました。葉の濃い緑色の部分は濃い目の風味、そして根元はシャキシャキ感に甘味もあります。 モツ単品よりも、ヤブカンゾウが入った方が、だんぜん!! 美味しいです。 ベーコンと一緒に炒めました。 根元の白い部分は、酢味噌で美味しく頂き♪ 残った葉のうち、中心の柔らかい部分を使って見ました。 彩り良く、美味しいツマミになりました♪ ヤブカンゾウの玉子焼き。 見た目も綺麗で美味しいです。 ヤブカンゾウのお好み焼き。オリジナル。 写真は、トッピングを乗せる前の状態です。綺麗。 お好み焼きの具といえば、キャベツ。色合いも、適度な歯ごたえも、僅かな甘味も近いものがある事に気付き、作ってみました。 これは大成功。お勧め。 炙り。 ヤブカンゾウは特に根元の白い部分が美味しい・・・ずっと長ネギに似てると思ってました。 ふと・・・長ネギは火で炙るだけで美味しくなる。似てるだけですが、ヤブカンゾウでは!? 早速!! こ・れ・が、美味しい!! 醤油をちょろっと付けて・・・美味い!! 根元に近い部分は柔らかく甘味があり・・・食べて行くとシャキシャキ感が良い!! ある程度の所まで頂いたら、残りの部分は別の料理に使いましょう・・・ かき揚げ。 玉ねぎと一緒に乾燥エビも加えてかき揚げにしてみました。 葉は緑で根元は白く瑞々しい・・・辛みはありませんが、甘味があり・・・長ネギのよう・・・ これをかき揚げにしたら、美味しい♪ 熱を加えても色褪せないのも良い♪ みそ汁。 緑と白の彩りは長ネギのようで、食べたら風味良く、しかもシャキシャキと食感も良いです。 豆腐を入れても良いでしょう。 左下手前がヤブカンゾウ、中央はギシギシの花茎、奥はノビル。 ヤブカンゾウをラーメンやうどんの具に。 ザックリ刻んで玉子とじうどんにしても美味しそうです・・・
ヤブカンゾウの菜めし。 下拵えしたヤブカンゾウを適度に刻み、少々の塩と一緒に炊いたごはんに混ぜ込むだけ。 これは凄く美味しいです。 カレーに。 緑色の部分は、やや繊維が強めなので適度に刻むと良いです。 見た目も綺麗♪ 柔らかく、シャキシャキと歯ごたえあり、甘味もあり、これは美味しい♪ ヤブカンゾウの成葉を茹でて乾燥保存したもの。 春先に作り、今は年を越した1月です。カラッカラのパリッパリ♪ 入りきらないので、適度に刻んでから水で戻しました。 ヤブカンゾウ飯。 炊き上がったご飯に塩と一緒に混ぜただけですが、普通に美味しいです。 ただ、もし作られる場合は、もっと細かく刻んで使って下さい・・・大きく育った成葉は縦のスジがシッカリしているので、ちょっとだけ食べ難かったのです。 煮物。 くきたち干しの煮物の作り方を参考にしました。 これは彩り良く美味しいです。 写真は一部ですが、もっと食べたい!! 今回は、葉と花を乾燥させました。去年の初夏に採取して今は翌年1月です・・・ 救荒食の本に、“成葉は茹でて干して保存し煎粉(炒粉)にする。”と、あったのです。 と言う事で、ひとつ上の乾燥させただけのものを、ある程度切り刻んだらカラカラになる程度フライパンで温めたら、すり鉢で粉々にしました。 ・・・花も同様に使ったのは・・・ただのお遊び&実験です♪ 団子に♪ 見たまんまですが、白いのはただの白玉団子、僅かに緑色の濃い色のものが乾燥させた葉を使った物、明るい茶色のものが花を乾燥させたものを使った物です。 風味は少し弱めですが、これが普通に美味しいです。花の方はやっぱり少し変わった感じがありましたが、これも美味しい♪ (今まで色々な花も頂いて来ましたが、花って・・・意外と苦かったり、香味が強かったり・・・自己主張するんです。) 花の料理: ヤブカンゾウの花のマヨネーズ和え。 見た目が綺麗なので、テーブルの上が華やかになります。 食べても美味しいです。 ヤブカンゾウとキュウリの酢のもの。 梅雨明けまでもう少しの7月中旬・・・この頃が開花時期なのです・・・鬱陶しい蒸し暑い夜に最高!! 冷たくサッパリとしてシャキシャキと歯ごたえも心地良い・・・ 作り方: 1、ヤブカンゾウはサッと熱湯に通して水に晒しておきます。 2、キュウリは、斜めに薄切りしたら塩水に浸け、“しんなり”させたら絞って水気を切ります。 3、酢・砂糖と塩少々に醤油少々の三杯酢を作ったら、縦に割いたヤブカンゾウの花とキュウリを混ぜ、冷蔵庫で冷やします。 4、器に盛って完成!! ヤブカンゾウの花の天ぷら。 これも見た目も味も良いです。 “こてっちゃん”和え。 美味しい“こてっちゃん”を買って説明を読んだら野菜と一緒に炒めると美味しいと・・・ 冷蔵庫の中にヤブカンゾウのツボミがあったので一緒に炒めてみました。 “こてっちゃん”の味が濃いので食感と僅かな風味だけでしたが、違和感なく、美味しく頂けました。たまにはこんな使い方も“あり”か・・・ ウィンナーと頂き物のインゲンマメと一緒に・・・普通に美味しいです。 ウィンナーと一緒にとろけるチーズのせ。 炒め物簡単手軽で美味しくて見た目も悪くないです。 今の時期限定の食材なので、見つけたらつい採取してしまいます・・・が、もちろん採取は1〜2品のツマミ程度で十分!! 今回は、色付き始めたツボミをカラカラに乾燥させたものを使いました。 炒め物。 ベーコンと彩りが欲しくてダンドロボロギクを使いました。 ヤブカンゾウの花は適度な食感が心地良く、見た目&味も良く、こんな簡単な料理ですが美味しい♪ 花をカラカラに乾燥させました。 中華スープに。 ちょっと緑が足りませんが・・・彩りとして綺麗になるだけでなく、柔らかく、味も良く、これは乾燥保存しておけば、いつでも使えて便利です♪ デザートに。 サッと茹でたヤブカンゾウの花を牛乳かんに混ぜてみました。 想像通りに見た目が綺麗・・・ クセなく風味も良く美味しいです。 ヤブカンゾウの花茶。 甘い香りに、僅かにクセがあるかな? 十分美味しいです。 蕾の効用は、解熱。 漬けた直後。 約3ヶ月半後。 ヤブカンゾウ酒。 大量の花を使ったお酒・・・もっと香り高いかとも思いましたが、意外と普通・・・ ただ、これは飲みやすく美味しいお酒になりました。 薬効は、疲労回復、強壮、解熱など。 根の料理: 地下の塊根は、救荒食として煮たり、デンプンを採取するために利用されました。 今回は3株だけ採取。 煮物。 シンプルに酒、砂糖少々、醤油少々でシンプルに煮てみました。さてさて・・・ 食べてみたら!?!? 柔らかく、ホクホク! まるで蒸かしたジャガイモ!! ただ、芯のスジが口の中に残るので、いちいち吐き出さないといけない・・・美味しいですが、残念。 ただ、ポテンシャルは高い! 少し食べたら残りは別の食べ方に。 芯が残って食べ難いので、磨り潰して網で濾してみました。写真右。 白玉粉(写真左)と1:1で混ぜて団子に・・・どうかな!? 団子!? 済みません・・・料理が下手過ぎて・・・気を付けたのですが、水分が多過ぎたのかベトベトネチョネチョ・・・ 手で丸めるなど奇想天外と思えるほど・・・結局、スプーンで掬って沸騰した湯に入れて作りました。 形はどうあれ・・・肝心の味は・・・ !? 何これ! 普通に美味しい♪ しかも何処かで食べた事のある風味・・・なんだったけ・・・ 結局、どうやっても思い出せませんでしたが、ぷるぷるで柔らかく美味しい♪ 料理はおすすめですが、自然の株を確実に減らしてしまうのでおすすめはしません。