3月下旬。 4月上旬。河原で緑が育つ中・・・陽の光を浴びて真っ赤!! 4月中旬。山の中。 河原。 4月中旬。他の植物全て同様ですが、日当たりの良い暖かい河原の方がひと足早いです。 4月中旬。 だんだんと緑色が広がっていく春・・・イタドリが育っている場所周辺は赤く色付いているので直ぐに分かります。 6月上旬。 8月下旬。 茎の直径3cm程もある太いイタドリが崖から生え、山道を覆ってました。 蕾。9月上旬。
花。9月中旬。 10月下旬。実。 12月上旬。 イタドリ。高知では好んで食用とされる地域もあるようですが、私の周りでは全く見向きもされません・・・ただの雑草どころか、厄介者扱い・・・ 直径1cmを超える太いものが良いです。特に太いものは2cm程になります。 私はタバコを吸いませんが、このイタドリの葉を使ってタバコの代用とすることができます。 下拵え方法: 採取したイタドリ。 表面の皮を剥いた所。 皮の剥き方は、熱湯を掛けてから剥く方法もありますが、採取した生のままで剥いてしまう方法もあります。 私は簡単な後者の方法でやってます。 どちらも根元から先端に向かって剥いて行きます。 日光に当てて少し温めると剥きやすいとの情報もありました。 また、生のまま剥く時に節で折りながら剥く方法もあります。 折り取った部分を僅かに摘んでめくると・・・これは簡単!! 何故今まで気づかなかったのかちょっと後悔。 この後は料理法によりますが、天ぷらや油を使った炒め物以外・・・和え物などに利用する場合は、サッと湯通しして水に晒してアク抜きします。 生で。 昔は喉が渇いた時などに、その場で皮を剥いてかじったそうです。 その他、“英和の森の植物たち”と言う本に「若い芽は子供が好んで食べ、塩、黒砂糖など付けて食べる事もある」とあったので、やってみたした。 今回は、塩と・・・黒砂糖がなかったので、普通の白砂糖を付けて頂いてみました。 これは、生のまま・・・野生的・・・子供の遊び・・・料理ではない・・・ 口に入れて齧った瞬間、河原にいる気分になったほど・・・素朴な・・・自然な味でした。 こんな感じを楽しめる方はどうぞ♪ キャンプした時などにやったら楽しいかも♪ サラダ。 山の中でイタドリを見つけ、そのまま生でかじったら・・・適度な酸味が心地よ過ぎる・・・美味い! 家に帰ってから、サラダのレシピを検索して見つけました。 こ・れ・が!! 激美味!! 作り方: 1、イタドリの皮を剥いて適度な長さに切ったら、しばらく水に晒しておきます。 2、水気をきって、筋にそって縦に切り、お皿に盛ります。 3、カツオ節をザザッと載せて〜 4、マヨネーズをニョロニョロ〜 5、醤油をタラタラ〜っと・・・で、完成!! 超簡単!! 激美味!! 超おすすめ!! 塩焼きそば(インスタント♪)へ。 腰ほどに育ったイタドリ・・・想像以上に繊維が強くなっていたので、特に柔らかな先端に近い部分だけを使いました。ただ、それでも気になるかも!? と言う事で、急遽、苦肉の輪切り! この状態で何に使おうか・・・目に入ったのがインスタントの塩やきそばだったのです・・・だたそれだけ・・・ これが、想像以上に悪くないと言うか良い! 見た目ももちろんですが、時々訪れるシャキシャキした食感♪に塩に合う酸味♪が面白い♪ イタドリのマヨ七味和え。写真右下。 下拵えが成功すると、ポキッと食感も良く美味しいです。 普通にマヨネーズ和えも美味しいのですが、お酒のツマミにマヨ七味和えにしても美味しいです。 マヨネーズ和え。 こんなシンプルで凄く美味しいのです。 辛子マヨネーズ和え。 ほんと、あちこちの食材に使って何度も書いてますが・・・カラスノエンドウから作った手作り豆板醤が美味しくて♪ そして見つけたマヨとのコラボが美味し過ぎて♪ 軽くサッと茹でたイタドリにも♪ これは間違いない♪ ポン酢。 下拵えでサッと茹でて、ポン酢をサッと掛けただけ・・・ とてもシンプルですが、これだけでサッパリした酸味で凄く美味しいです。 シーチキン和え。 オリジナルで試してみたらこれは美味しい・・・シーチキンの油もサッパリと頂けます。 炒め物。 作るときは、先にベーコンを、次にイタドリを投入して色が緑から黄色になったら直ぐに火を止めます。味は塩コショウにしました。 火が通り過ぎるとクタクタになってしまいます。 ポリポリと適度な歯ごたえと酸味が美味しく、一度に全部食べてしまわないように途中で止めるのに苦労しました・・・要自制心・・・食べだしたら止まりません・・・美味しいです。 こちらも炒め物。 もやしを使ったら大量に水分が出たので、煮て炒めた感じとなりました。 ややクタッとなってしまったものもあり・・・やや失敗・・・ 水分が沢山出る野菜は止めたほうが良いです。 ゴマ油炒め。 本にごま油で炒めると美味しいとあったので早速♪ これは食感よく、風味も良いので、山盛りに作ってもあっと言う間に食べてしまいそうです。 もちろん、おすすめ。 作り方: 1、イタドリの皮を剥いたら適度に切り、ゴマ油で炒めます。 クタクタになるまで炒めないように。色が変わり始める頃までで良いです。 2、しょうゆ、出汁、擦りゴマで味付けしたら完成。 キンピラ。 ひとつ上のゴマ油炒めと似てますが、異なるレシピを元にしてます♪ これも美味しい♪ 作り方: 1、皮を剥いて適度に切ったイタドリをゴマ油でサッと炒めます。 2、砂糖、酒、みりんを入れ、さらに炒めます。 3、馴染んだら器にもってゴマを振ったら完成♪ 醤油漬け。 下拵えした後、醤油に漬け込むだけ。 翌日から食べれて、ある程度保存可能です。 味が濃いので、お酒のツマミにもなりますが、御飯に載せたら美味しい! あっと言う間に食べてしまいました。 辛子醤油漬け。 本に辛子醤油に漬けると美味しいとあったので早速♪ 太いイタドリ3本分でしたが、ごらんの通り・・・水分抜けて、しなって、少な! 多過ぎる程の量で作った方が良いでしょう。 忘れてました。肝心の食べた感想は、シャキシャキ感が心地よく、辛子醤油にイタドリの酸味が効いて絶妙♪ これはおすすめ♪ ※作り方はキュウリの辛子醤油漬けのレシピを参考にしました。 作り方: 1、イタドリの皮を剥いたら適度に切ります。 2、しょうゆ:砂糖:酢:みりん:辛子(5:5:1:1:0.5)のタレに切ったイタドリを漬けます。 3、イタドリがしなっとなれば完成♪ 漬け物。 シンプルで美味しいです。 作り方: 1、皮を剥いて適度に切ったイタドリを、極軽くサッと茹でて水に晒します。 2、袋にイタドリ、めんつゆ、ゴマ油、ショウガ、ゴマを入れたら空気を抜いて数時間漬けます。 3、器に盛って完成♪ 細い株のイタドリの新芽部分を使いました。 茎の太い部分を塩蔵し・・・残った芽の部分を使いました。 イタドリの芽とヤマイモの他、ブタコマ、ニンニクと一緒に♪ 11月下旬・・・この時期に地面から新たに芽生えて来た芽を使いました♪ イタドリの芽の炒め物。 肉などの他の食材に十分火を通しておき、最後にイタドリを投入します。 イタドリの色の変化に集中しながら・・・緑からやや薄茶色っぽく色が変わり始めたら直ぐに火を止めるのがコツ。 風味とシャキシャキ感が絶妙!! 美味し過ぎ!! お店で売ってるどんな野菜よりも美味しいのに、誰も見向きもしない・・・知ってしまったら止められない・・・みんな知らない方が良いと思ってしまいます。 キムチとシーチキンに、残っていた白菜も使って炒めてみました。 酸味と辛みの組み合わせは、ピリ辛さっぱりで美味しいです♪ 煮物。 今まで煮物はクタクタになって美味しくなくなると思い込んでました。 これは美味しい!! やはり定番料理・・・間違いない。 美味しい煮物の作り方: 1、イタドリの皮を剥いたら適度な長さに切っておきます。 2、ほんとにサッと湯通ししたら水に晒します。晒し加減はお好みで。 3、イタドリが完全に浸かってしまわない程度のヒタヒタの煮汁を作ります。 煮汁:水・みりん・麺つゆ・出汁・砂糖です。多少アレンジしてもOK。 4、作った煮汁でイタドリを煮て、煮立ったらすぐに火を止めて、冷ましながら味を滲み込ませます。 5、器に盛ったら完成!! パスタに。 イタドリの芽とベーコンを使ってパスタにしてみました。 イタドリの酸味がベーコンと濃い味付けに馴染んだらパスタに合いそうな気がしたのです。 これは美味いです。 塩蔵方法: 皮を剥いたイタドリに多めの塩を掛けます。 割合は適当・・・多いほど良い・・・最終的に塩抜きするので多い方が失敗は少ないです。 軽めの重石をして一晩放置します。3日程度放置する方法もあります。 今回は満遍なく重みが加わるようにビニール袋に水を入れて載せてみました。 かなりの水分がでるので捨てます。 (この後、米ぬかを入れて再度寝かせる方法もあるようです。そうすることで、コリコリ感がでるのだとか。) この後は、さらに塩を追加して常温保存か、冷蔵庫、もしくは冷凍してしまっても良いです。 ちなみに冷蔵庫での保存期間は1年程度だそうです。 冷凍庫での保存が最良か? 失敗: 2012年11月。 2012年12月。 約2年程塩漬けしていたイタドリ。 風味を失わないように湯を使わず、水のみで戻しましたが風味はありませんでした・・・ 食感もクタッとなってます・・・正直、美味しくない・・・ 夏になると部屋の温度は35℃近くが普通・・・揚げ物・煮物を作ると40℃近くにも・・・そんな環境での常温保存が原因か!? さらに、普通2年も保存する必要なんてありません・・・ 水に浸けて一晩かけて戻します。 途中、3回ほど水を換えると丁度良いです。 今回は冷凍庫で保存してました。 イタドリの炒め煮。 こ・れ・が!!!! シャキシャキ&サクサクなんと心地よい事か・・・ 美味過ぎる・・・これを知っている地域の方々が目の色を変えるのも分かるるるぅ〜♪ 失礼。 生のままそのままの料理も美味しいですが、一度塩漬けした方が確実にシャキシャキ!! 2019年、やっと! イタドリの本当の美味しさを知った気がしました。 作り方: 1、塩漬けしたイタドリは水で戻して4cm程の長さに切っておきます。 2、ちくわも適度に切っておきます。 3、フライパンにゴマ油を入れてちくわを炒め、最後にイタドリを投入。 4、酒、砂糖、醤油、出汁を入れて炒める。炒め過ぎないようにサッと。 5、最後に七味唐辛子を好きなだけ・・・掛けてザックリ混ぜたら完成! イタドリチャーハン。 ネットで見つけました。シラスの風味と塩味、イタドリのシャキシャキ感に酸味・・・これがご飯でまとまって・・・激美味です! お金を出しても食べたくなるほどなのに、私の地域で放置されているのが意味わからんほど・・・ レシピは忠実に・・・使う油はサラダ油、味付けは塩だけ!が、絶対条件だそうです。 作り方: 1、生の物も塩漬けしたものも、アク抜きや塩抜きして下拵えを済ませたら小口切り(適度に小さく輪切り)にします。 2、フライパンにサラダ油を入れたら、ちりめんじゃこ、イタドリ、塩を入れてサッと炒める。 3、ご飯を入れてさらに炒めたら完成。 イタドリとジャコの混ぜご飯。 イタドリとご飯を混ぜる料理は、いくつも種類があり・・・イタドリをお米と一緒に炊飯器に入れて炊く方法もあります。 これは美味しい♪ 作り方: 1、イタドリとジャコをフライパンで醤油味で炒めます。 2、炊き上がったご飯に混ぜて器に盛ったら完成♪ 簡単過ぎ♪ イタドリジュース。 イタドリの芽をジューサーに掛けて汁を取ったものです。4月下旬、今回はやや育ちすぎていた・・・ので、繊維が強く、思うように汁が取れませんでした。 一晩置くと緑色の部分が分離するようですが、それほど変化ありませんでした。 上の写真の状態で少しそのまま飲んでみましたが、酸味と青い味・・・若干、バツゲーム的な気分に・・・ 今回は単なる味見でしたが、ジュースとして飲む時はハチミツを混ぜて頂くものです。 泡盛のイタドリジュース割り。 何にでもあう泡盛・・・イタドリジュースで割ってみたら・・・ やはり美味しいとは呼べない・・・元々が不可のものに泡盛を使っても当然か・・・ イタドリゼリー。 思うように分離出来なかったので、ゼリーにしてもイマイチだと思ってました・・・ ゼリーにしたら緑色の部分は上と下に分離したので中間部分には綺麗なピンク色のゼリーが出来ていました。 ハチミツを垂らして・・・美味しい! 失敗の中に僅かに見えた成功・・・来年は上手く行くかな? ジューサーに掛けた直後。 4日後。ほんとは翌日で良いです・・・つい・・・ グラスへ注いだところ。 ただのハチミツがなかったので、キンモクセイの花を漬けた桂花密で。 イタドリジュース。 酸味があり、サッパリとしたジュースです。 これは暑い真夏に飲んだら美味しいでしょう。 イタドリジャム。定番料理です。 皮を剥いたら、イタドリと同量の砂糖を使って煮詰めるだけです。 これが・・・スイバの時もびっくりしましたが、酸味+甘味=美味い!! これはおすすめ。 イタドリジャムを牛乳に。 僅かに緑色の牛乳・・・こんな見た目ですが、美味しい!! 抹茶アイスに・・・ バニラではなく、何故に抹茶かと言うと・・・その場でつい・・・食べたくなってしまったから! ただそれだけ! まずは、何気にジャムだけ口へ・・・激美味!! パンに付けたり、牛乳に混ぜたりしてきましたが、そのままが激美味!! 何これ!! 大喜びで抹茶アイスに載せて・・・う〜ん抹茶が美味しい♪ って違〜う!! ただの甘々の抹茶アイスになってしまいました。恐らくやはり、バニラの方があうでしょう・・・ デザートに。 酸味のある食材は、甘いものとの相性が良いと思い出し・・・デザートにしてみました。 今回は、ヨーグルトと一緒に。赤い色のものは、ツバキの花びらの甘酢漬けです。 これが、ただ喉を通り過ぎるだけのフルーツのヨーグルト和えとは違う!! シャキシャキと心地良い歯ごたえとともに、酸味と甘味のコラボが◎♪ イタドリジャム。葉っぱバージョン。 何気にふと・・・酸味のあるスイバがジャムにすると激美味・・・同じく酸味のあるスイバならば!? で、早速♪ で、とても美味しく!! これは発見!! などと・・・ HPに載せようとしたら・・・2年前にやってるじゃん!! ボケたか・・・ ただ、改めてネットをみると、みんな芽を使ってる。葉っぱでも美味しいです♪ と、言う事で♪ 赤飯のおむすび 赤飯をイタドリの葉で包むと美味しいとの情報で挑戦!! 大人の手のひら(指を含む)ほどで、完全な濃い緑になる前の葉を採取して使って見ました。 ただそれだけ・・・が!! イタドリの風味・・・しっかり香る♪ この組み合わせ、美味しいです♪ イタドリの芽茶♪ 春に採取したイタドリの芽のうち、太い部分は料理に使い、残ってしまった先端部分・・・そう言えば、イタドリの葉を使ったお茶があった・・・で、作ってみました。 芽はアルミホイルを敷いたフライパンに入れ、極弱火の遠火でジックリ乾燥させました。 これはあくまでも乾燥・・・香ばしくなるまでは煎りませんでした。 飲んだ感想は爽やかなサッパリしたお茶♪ ぜんぜん悪くないのですが、私的にはもうちょっと何かが♪ で、酸味のある飲み物にあうもの・・・ハチミツだ♪ イタドリジュースでも使いましたが、私の中ではカキドオシで作るギル茶を思い出したんです♪ これが、やっぱり合いました♪ 美味しい♪ イタドリの芽茶。 香ばしバージョン。 今回は、前回よりもさらに煎ってみました。 これは、香ばしい風味が加わって、これも良い♪ 根。 半分に割って乾燥させました。 ナイフで削って急須へ・・・ 急須に入れる量は写真の量では多かった・・・半分で良いです。 想像以上に濃い成分が出ます。もっと薄ければ美味しかったかな? 急須に半分だけ入れて再度・・・これで丁度良い。もう少し少なくても良いです。 思った以上に成分が出て来るので普通の野草茶よりも大分少なくして良いです。 イタドリ茶。少し風味にクセのあるお茶です。 効果は、利尿作用、緩下作用など。