2月中旬。蕾。 2月下旬。 近くの山を見下ろし、遥か彼方には海も見える山頂付近にて。 3月上旬。 3月中旬。 3月下旬。 オオイヌノフグリ <大犬の陰嚢> とても綺麗な青い花なので好きな花ですが、名前が悪く可愛そう・・・ オオイヌノフグリ=大犬の陰嚢・・・ ヨーロッパではキャッツアイ等と呼ばれているようです。 似た仲間: イヌノフグリ・・・ピンク色の小さな花を付けます。葉は無毛。 数が激減しているので見た事がないです。 オオイヌノフグリ・・・一番大きなブルーの花を付けます。葉に毛あり。 タチイヌノフグリ・・・茎が立ち上がり、ブルーの小さな花を付け花柄は殆ど無い。葉は対生で柄が殆ど無く毛あり。 フラサバソウ・・・葉は互生で毛あり。 コゴメノイヌノフグリ・・・オオイヌノフグリに似ているが、花が白い。 その名の通り、茎は直立します。 写真中央やや左下の小さい花。その他の大きな花はオオイヌノフグリ。 4月中旬。 良く見たら、この花は取れて浮いているようです・・・柄が殆ど無いので外れやすいとか。 花は、青の他、白やピンクもあるようです。 タチイヌノフグリ <立犬の陰嚢> 花は小さく、晴天時に数時間しか咲かないため、見つけ難いのです。 日当たりの良い所。 やや日陰の所。 3月上旬。 3月中旬。 実。4月上旬。 日陰では花の色が薄くなります。 フラサバソウ <フラサバ草> ツタの葉を思わせる可愛い葉を付けます。別名:ツタバイヌノフグリ。 漢字名が出て来ないと思ったら・・・“フラ”ンチェットさんと“サバ”チェルさんの名前から付けたのだとか。 この二人、調べたら多くの新種を見つけているようで有名だそうです。 「 写真なし・・・ 」 イヌノフグリ <犬の陰嚢> 本家本元の在来種であるイヌノフグリは未だ見つけていません・・・ このイヌノフグリが救荒食として利用されました。 ※オオイヌノフグリやタチイヌノフグリも食用と利用されました。 オオイヌノフグリのお浸し。 まずはシンプルにお浸しに。そして、極普通に1〜2分茹でたら10分程茹でただけ・・・ 普通にお浸しになると思ったのですが、想像以上に濃い&まだアクがある! ちょいキツかった・・・ これは、少し強めのアク抜きが必要だと思いました。 ベーコンと一緒に炒め物。 濃い風味だったので、じっくりアク抜きしてから炒めました。 肉の脂で、味がまろやかになるはず・・・ ちなみに、使ったのは、オオイヌノフグリと、近くに育ってたフラサバソウに、ハコベも少し混ざってます。 さてさて・・・ベーコンに塩コショウの味付け・・・そして、時々感じる菜の風味・・・悪くないです。 オオイヌノフグリ等は、十分水に晒したはずですが、やはり濃い目の風味は健在!! ただ、上の写真の量では、それも丁度良い♪ 仮に、ベーコンと1:1の量だったら・・・やっぱり菜の風味が濃すぎた事でしょう・・・ これは、重曹を使ったアク抜きをするか、和え物で少しだけ入れる食べ方が良いと思いました。