サバイバル節約術


イノコヅチ <猪の子槌・牛膝>





5月下旬。



6月上旬。





8月下旬。虫に人気です。





9月上旬。





9月中旬。私よりも高く育ってました。



10月上旬。

ヒナタイノコヅチ。




12月上旬。

イノコヅチ (ヒカゲイノコヅチ)。


イノコヅチ。
実は服に引っかかる“ひっつき虫”です。
あまり特徴のない葉なので、実の成る頃にシッカリと見ておきましょう。
若葉を食用とすることができます。
ヒナタイノコヅチの根は、強精、回春の効果があります。

イノコヅチ(ヒカカゲイノコヅチ):花はまばらに付く。葉は薄い。毛が少ない。実は花茎に対して斜め(広がって)に付く。
ヒナタイノコヅチ:花は密に付く。葉は厚い。毛が多い。実は花茎に対して平行(ぴったり)に付く。


葉を使ったもの:



ゴマ和え。
これは普通に柔らかくて美味しいです。




シーチキン和え。
柔らかく風味があって美味しいです。
クセも無いので、他の食材と一緒に使っても美味しいのでおすすめ。




しらす和え。
これは、ただ単純に冷凍シラスを大量にもらい、手元にあっただけ・・・でもあるのですが、合うだろうと想像できたのです。
醤油やポン酢をサラッと掛けたら・・・美味しい!! 




炒め物。
バター炒めが合うとの情報を得て・・・さらに、ウィンナーととろけるチーズまで投入してしまいました。
イノコヅチは炒め物にする際も、シッカリ下茹でした方が良いとあったのでやってみました。
だいぶ風味が抑えられましたが、その分、バターやチーズの風味が生きて美味しかったです。




炒め物。7月上旬。
多くの植物が育って硬くなってくる季節です。塩コショウで味付け。
草丈30cm程度に育ってましたが、その極先端の柔らかいものを採取して頂いてみました。
全く違和感なし。彩りよく美味しい。
もっと食べたい・・・見た目に反してアク・クセなど無く、美味しく頂ける食材です。




炒め物。
バター醤油で炒めました。美味しい。




もやし炒め。
夏でも柔らかい葉は、とても貴重な食材・・・買ったもやしと一緒に炒めてみました。
他の野草でも同じなのですが、炒めると水分が抜けて繊維質だけが残る・・・
柔らかかった葉もやや食べ難くなりました。
これは少々残念な結果に・・・




炒め物ばかりですが・・・つい・・・
ブタコマと一緒に豆板醤でピリ辛にしてみました・・・美味しい!! ビールにとてもあいます。




天ぷら。
色が変わらないので見た目が綺麗・・・だけでなく、風味良く、これは美味しいです。
和え物・炒め物全てそうなのですが、彩りとして他の食材に添えるとGood!! しかも美味い!




煮びたし。
ゴボウと一緒に煮びたしにしたら美味しいとの情報で♪
これが、美味し過ぎて・・・ほんと、ありえん!!
超おすすめ♪




イノコヅチの葉のふりかけ。
葉をカラカラに乾燥させたら、揉んで砕き、塩とにぼし、ゴマなどを一緒にして作ります。
この風味、私は好きです。スギナのふりかけのような香りがあります。






ポタージュに。
2021年・・・イノコヅチの料理を検索したら、ポタージュが美味しいとか!! で、早速♪
作って食べたら・・・ほんと、美味しい♪
早速、投稿・・・あれあれ!?
何故か、ポタージュの写真がフォルダ内に既に・・・(投稿&記載なく、写真だけがフォルダにあったのです・・・)
いつも、夜、飲みながら、食べながら、料理を作りながら、このHPを作っているのです・・・
どうやら、HPの編集中で忘れてしまったのでしょう・・・ひとつ上は2年前のポタージュでした・・・
こんな・・・投稿したつもりが、投稿してなかった!!的なものが他にもあるかも知れません・・・



実を使ったもの:



ふりかけ。
イノコヅチの実は“ひっつき虫”です。しかもひっかかり系!
ひっかかる部分は口にさわるので、炙って燃やしてしまいます。
フライパンで香ばしくなるまで炙ったら、塩を混ぜてふりかけの完成!!
これをご飯にふり掛けて・・・いざ!
食感にそこそこ自己主張がありますが、香ばしい風味に塩味があり、全然悪くないです。
“あり”か“なし”かと言われれば、全然、“あり”です。
ちなみにこれは、“食べる薬草事典”に載ってます。


根を使ったもの:



掘り出した根。



乾燥させた根。



イノコヅチ茶。
10〜11月に根を掘り出し、日干しにします。
根の物だから当然かも知れませんが、ゴボウ風味・・・悪くないです。
効能は、めまいや生理不順、利尿作用などの他、強壮効果も。






 

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