サバイバル節約術


ヒシ <菱>





5月下旬。



8月上旬。



5月に採取したヒシの実。
トゲは2本です。
魚獲り網に引っ付いてくるものは、既に殻だけです・・・
芽の出ているものを少しだけ採取してみました。
殻はとても硬く、突き刺さるので要注意です。
通常は、秋に実が成るのでそれを採取します。
まだ未熟な緑色のものから、熟して黒くなったものまで利用できます。






コオニビシかな?
ノーマルなヒシとは異なり、棘が立体的に4本出ています。
いままでノーマルなヒシしか見たことが無く・・・これでは忍者が撒いても役に立たないのでは?などと思っていたのですが、種により、写真のように足の裏に刺さりそうな構造のものもあったのでした・・・
ヒシ、ヒメビシ、オニビシ、コオニビシ、トウビシ、イボビシ、シリブトビシ、マンセンビシなど・・・色々な種があるようですが、ネットで検索しても情報量が少なすぎて同定は難しい。






ヒシ。
ヒシと言えば、撒き菱。ニンジャが、逃げるときにばら撒いたり、敵に投げつけたり、非常食にも・・・など・・・
現在では、ヒシの実はいろいろな料理に使われたり、焼酎の原料にもされるようです。
シンプルに塩茹でにしたり、炒めたり、炊き込みご飯にも。







10月中旬。茹でて皮を剥いたもの。
青く柔らかい実を除いて、皮は硬いです・・・苦労します・・・
両脇のトゲをハサミで切り取り、続く2辺を中身が見えるほどに切り取ると比較的楽でした。
このまま食べても、他の料理に混ぜても美味しく頂けます。





塩茹で。
5月中旬。芽の出ているものを採取したので、茎が残ってます・・・
とても硬い外殻を割ると、中身はナシの様な感じで瑞々しくサクサクと柔らかいです。
若干、泥臭いような香りがありましたが、口の中に入れると感じませんでした。
食感が良く、甘みもあり、これが、美味しい・・・




塩茹で。
熟して黒くなってしまう前なので、剥くのが楽でした。
柔らかく甘味があって病みつきになります。




炒め物。
全て投入したので結構な量が入ってます。
実の形が面白いので、盛り付けた後も面白い見た目になります。
今回は、茹でて中身を取り出した後、水気を十分取り、ブタ肉、ヤブマオと一緒に炒めました。
ビールのツマミになり美味しいです。




お米に十分水を吸わせてから、開始します。



ヒシの実ご飯。

1、お米に十分水を吸わせます。
2、出汁を入れて、お米に対する水の量が規定量となるようにします。
3、菱の実を投入して炊けたら完成!

ご飯に、“ほっくり”しているヒシの実。
クリご飯に近いものがあります。とても美味しいです。







 

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