3月上旬。 5月中旬。花茎。 5月下旬。花。 茎に赤いスジがあるものは、アシタバではなく、ハマウドです。 ハマウド。 とても大きい植物です・・・花茎は背丈ほど、全体は両手を広げた程にもなります。 良く似た食用として有名なアシタバは茎を折ると濃い黄色い汁がでますが、こちらは淡い薄い黄色です。 茎には赤いスジが見れます。 食用のアシタバに対して、こちらは食用にならないとの情報が殆んどですが、僅かに、花茎や花が食用となるとの情報を見つけました。 ちなみに、若葉はとても苦い様です。 葉を使った料理: 若芽のお浸し。ネットを検索しても苦くてとても食べれないと言う情報ばかりで食用との情報は見つからず・・・今まで食べたことはありませんでした。 まだ出て来たばかりの若い芽は食べることができる・・・と、新しく買った本に載ってました。著者は、葉が苦いと言う情報も承知していて、子供の頃から普通に美味しく食べてきたとか・・・ 育ってしまうと苦いのか、地域や時期によるものか・・・そもそも葉は本当に苦いのか・・・色々な事を考えながら・・・私も食べてみたら普通に美味しく頂けました。 漬物。 3月下旬。中心部から出て来てまだ開いていない葉を採取して使いました。 シッカリ茹でて水気を切ったら塩を振って重石をして数日後。 これは美味しいです。苦みなど全くありません。 玉子焼き。 ハマウドのスーッとする風味。甘辛の玉子焼きにしても美味しいです。 天ぷら。 まだ開く前の芽を使いました。 今回は、他の食材を先に使ったので、翌々日になってしまいました・・・そのためか・・・ いつもの、スース―する風味に僅かですが苦みも・・・当日料理していれば違ったかも知れません。 納豆に。 茹でて下拵えした後、カラカラに乾燥して保存しました。 スーッとする風味はなくなりましたが、意外と風味が良いです。 これはカラカラに乾燥させれば色々な料理に使えそうです。 葉柄を使った料理: もやし炒めに。 葉柄は縦に切った後、適度な長さに切ります。良く茹でて水に晒してアク抜きします。 もやしと一緒に炒めたら好みの味付けで頂きましょう。 もやしよりもシャキシャキ感があって良いアクセントになります。 花茎。茹でたもの。 写真中央は皮を剥いたもの。その他は皮付きです。 茹でて水に晒して少し食べてみたら・・・爽やかな風味・・・数分後に口の中に僅かな違和感・・・ そこで、一晩水に晒してみました・・・爽やかな風味が少し残り、アクは抜けたようです。 今回はイタドリの要領で皮を剥いて頂きました。 マヨネーズで美味しく頂きました。 蕾を使った料理: 塩茹で。 今まで何度も食べて来て、どうも独特なスッとする風味が強め・・・今回はジックリ茹でて使いました。 ブロッコリーのイメージで・・・悪くないです。 これは料理の一品になります。 根を使った料理: きんぴら。 “食べられる野生植物大事典”に載ってました。 根の表面にある皮は包丁の背で落としました。 今は12月。 太さ5mm以下のものはそのまま、時期にもよると思いますが、5mmを超えるものは中心に木質化した部分があるので取り除いて使いました。 ハマダイコンもこの時期は“ス”が入って食べれなくなります。春先の柔らかいものであればそのまま利用できるでしょう。 ゴボウのきんぴらと比べたら、こちらの方が爽やかで上品。これは珍味です。 3月。太い所で1cm程度の根を採取しました。 表面の皮を取り除いたら酢水に1時間程度浸けます。 水でサッと洗って水気を取ったら、味噌3:みりん2:砂糖1のタレに漬けこみます。 味噌漬け。 ヤマゴボウの味噌漬けを参考にしました。 漬けてから3日から1週間程度後から頂けます。 これは普通に美味しく頂けます♪ が・・・お酒に合いませんでした。 泡盛と一緒に頂いたのですが、なんか・・・変な味の泡盛に脳内で変換されるように・・・ お酒以外のお茶やジュースだったら問題無いのかは不明・・・