2月上旬。 3月上旬。 3月下旬。 4月上旬。 11月下旬。 花弁退化型。 コハコベ。 花弁と萼片がほぼ同じ長さで、花柱3本、雄しべは1〜7個。葉は濃い緑色。茎は紫色で片側だけに毛がある。 5月上旬。 11月上旬。 ウシハコベ。 花柱は5本。茎には片側に毛がある。 大きいので直ぐに分かります。 山の中にて。 ハコベ (ミドリハコベ)。 花柱3本、雄しべは8〜10個。葉は明るい黄緑色。茎は緑色で片側に毛がある。 その他、種子の突起は尖る。(コハコベは尖らない。) ノミノフスマ <蚤の衾> 葉は対生で先は尖り、深く切れ込む花びらが5枚、花弁は萼片よりもやや長い。 茎・葉・ガク片には毛がない。 衾は掛け布団のように体に掛ける寝具だそうです。 ノミノツヅリ <蚤の綴り> ノミノフスマが湿った水田などに生えるのに対し、ノミノツヅリは荒れ地や乾燥した場所に生えます。 茎には短毛があるが、肉眼で見るのは困難。ネバリノミノツヅリは全体に腺毛がある。 綴りはつぎはぎのある粗末な着物だそうです。 ちょっと可愛そうな名前ですが、とても可愛い花です。 ハコベ。 葉はやや波打っている事が多いです。 柔らかくて美味しく、栄養価も高いです。 有名な春の七草の一つです。 ハコベの仲間。 ハコベ、コハコベ、ミドリハコベ、ウシハコベ、ミヤマハコベ、サワハコベ、クシロワチガイソウ、ノミノフスマ、エゾハコベ、ナガバツメクサなど 主な種類の見分け方: コハコベ(小繁縷) 雌しべが3つに分かれている。雄しべの数は1〜5本。 茎が赤紫。花弁が萼片より少し短い。 ミドリハコベ(緑繁縷) 雌しべが3つに分かれている。雄しべの数は8〜10本。 茎が緑。花弁と萼片の長さが同じ程度。 ウシハコベ(牛繁縷) 雌しべが5つに分かれている。雄しべの数は10本。 ※良く似た草にミミナグサがありますが、こちらは全体が毛に覆われています。 サラダ。 今回は12月下旬。他の草に紛れ、ヤブの中で育った柔らかい芽を使いました。 写真は、外側がハコベ、内側の僅かな部分はヤエムグラ、そして僅か数本だけ中心にカラスノエンドウが混ざってます。 赤いのは、採取して乾燥させたクコの実。シーチキンと一緒にゴマドレで。 これはゴマドレやシーチキンに助けられたのか・・・ハコベ特有の土臭い風味も一切感じず、ムシャムシャと・・・美味しく頂きました♪ 写真右下。 マヨネーズ和え。定番のひとつです。ハコベはやや青臭い香りがありますが、茹でて水に晒し、マヨネーズと和える事でその独特な香りも感じず、これは美味しいです。 辛子醤油和え。 美味しかったです。 ピーナッツ和え。 脂肪分のあるものとも合います。 これは美味しいです!! おすすめ。 シーチキン和え。 ハコベ料理を調べていたらマヨネーズが合うとの情報があり、すぐにシーチキンも連想したのでやってみました。 ハコベ独特の土臭さも僅かに感じますがこれは美味しい!! 醤油をチロッと掛けて・・・お酒のツマミやご飯と一緒にどうぞ! 黄身酢和え。 ハコベの食べ方を調べていたら、面白い&聞いたことが無い食べ方を見つけたので作ってみました。 不思議なまろやかさと酸っぱさが新鮮でした。 黄身酢の作り方: 1、卵黄(1つ)とみりん(15cc)を合わせて良く混ぜます。 2、必ず、1の後に酢(15cc)、酒(5cc)、砂糖(10g)、を加えてよく混ぜる。 3、湯煎でトロミがつくまで、かき混ぜながら温めたら完成! 納豆和え。 色も綺麗♪ 栄養十分♪ しかも美味しい♪ シーチキン、しらすにハマダイコンのおろしと一緒に。 これが、ほんとに美味しいのです♪ おすすめ♪ おろしドレッシングで。 ハコベの料理で、みぞれ和え(大根おろし、白みそ、砂糖のタレと和えたもの)と言うのを見つけ・・・ 私にとって、大根おろしと言えば、手軽なおろしドレッシング! 味噌はありませんが、どうだろう・・・これはサッパリと美味しく頂けました。 味噌があれば、もっと深みのある和え物になり、日本酒などにも合いそうです♪ ナムル。 ハコベ単体でも十分美味しいですが、モヤシとニンジンを使って3色にすると綺麗です♪ って!! 写真は2色・・・モヤシを買いに行ったら売り切れで・・・と、言う分けで・・・ 写真のように2色ですが、彩り良く美味しい♪ 作り方: 1、ハコベはサッと湯がいて水に晒したら適度に刻む。 2、ニンジンも細かく刻んだらある程度柔らかくなるまで湯がきます。 3、タレは、ごま油、すりゴマ、おろしニンニク少々、塩少々で作ります。 4、全てを和えたら完成♪ 玉子焼き。 たったこれだけで、凄く美味しいのです。 もちろん、栄養満点! ベーコン炒め。 今まで沢山食べて来ました・・・ベーコンと一緒にするならば・・・醤油メインよりもバター。 醤油メインでは味が尖る気がするのです。 バターと一緒に炒めた後、醤油をチョッと掛けて頂きました。これは成功!! 何これ!! 久しぶりだからでしょうか・・・美味しい!!! ブタコマと炒め物。 味付けは、カラスノエンドウから手作りした豆板醤とマヨを混ぜた豆板醤マヨで炒めました。 これが、美味しくて手軽でハマリまくり♪ それはさておき・・・ ハコベはてんこ盛りしたのですが、写真の量に・・・多すぎぐらいが丁度良いです。 美味しくて見た目良くて栄養満点♪ 鶏むね肉と一緒にマヨで炒めました。 ハコベはマヨで炒めると美味しいので、今回は、鶏むね肉と一緒にマヨで炒めました。 これは美味しいです♪ ベーコンの他、カラシナの花も一緒に♪ バターで炒めてみました。 他の食材と混ぜると土臭さは感じなくなります♪ ヤゲンとニンジンと一緒に刻んで使って見ました。 ヤゲンは、ただ食べたかっただけ・・・ニンジンは冷蔵庫の残り物・・・そんな時にハコベがあっただけ! 簡単ですが、彩り良く、美味しく頂けました♪ 皿うどん。 ウシハコベの他、河原で採取したアラゲキクラゲ、ブタコマ、100円野菜詰め合わせを使いました。 久しぶりに食べた皿うどん。全て全く違和感なし! もちろん味・風味良く美味しい!! おすすめ! かき揚げ。 サクラエビ、玉ねぎと一緒にかき揚げにしてみました。 かき揚げは、ざく切りした食材に小麦粉と米粉を混ぜたものを振り掛け、溶き卵をざっくり和えて作る・・・美味しいかき揚げを作る裏ワザ・・・ネットで沢山ヒットするので、既に裏ワザではないか!? これが、風味満載&ふっくら&サクサク〜〜〜美味しい!! お店で出るレベル!! おすすめです。 かき揚げ。パート2。 今回は、ハコベの芽と乾燥エビのみ! サクサクでボリュームあり、美味し過ぎる♪ ビールが美味しい♪ やはり定番料理のひとつ・・・一度は食べてみる事をお勧めします。 みそ汁。 これも定番のひとつ。柔らかく、見た目も良く美味しいです。 ハコベは食べる前にみそ汁へ入れ、少し熱を加えた程度で頂くのが良いです。 時間が経つと、色褪せてしまうのです。 お粥。 七草粥にもされるので、普通にお粥に投入しても美味しいです。 これは、一草粥・・・ 野草カレーに。 いろいろな野草を投入して作る野草カレーにしてみました。 ハコベが目に入り、カキドオシ(香りが良い)が目に入り・・・この二つ・・・カレーに良いかも!? で、今回は、柔らかく、香りのよいカレーを目指し、あえてヨモギなどは採取せず、何か他に無いかと周りを見回して採取したのは、カラスノエンドウ(柔らかいマメ風味)、クズ(多少歯ごたえあるマメ風味)、ヒメジョオン(香りが良い)をGet! クズが時々アクセントになりましたが、柔らかく、香り&風味の良いカレーになりました♪ ラーメンの具。 ハコベの料理に塩が合うのはあちこちで見掛けます。 今回は、茹でた後、しばらく塩に漬けて置いてから使いました。 塩漬けのものは、それだけでも十分美味しいようですが、今回はラーメンのトッピングに。 土臭さなど微塵も感じず、見た目良く、歯ごたえもそれなりにあり美味しく頂けました。 パスタに。 ハコベ独特な土臭い風味はどうしてもあるので、少し濃い目の味付けにすると美味しいです。 見た目良く、栄養満点♪ 1、フライパンにオリーブオイルと刻んだニンニクを入れて炒めます。 2、適度に切ったベーコンを入れてさらに炒めます。 3、最後にハコベを投入したら、鷹の爪に醤油、塩コショウで味付けします。 4、パスタに載せって完成!! パスタ。 12月下旬。こんな時期に、柔らかなハコベが河原の堤防に沢山生えていたので、おもわず採取してしまいました。 そして今回は、シーチキンと一緒にバターと醤油で味付け♪ 細かく刻んで塩を加えたところ。 ハコベ塩。 ネットを検索すると歯磨きに利用するとの情報ばかりですが・・・ 天ぷらに付けたり、おむすびにしたり・・・普通に塩として利用できます。 ちなみに、このハコベ塩には殺菌・抗炎症作用があるので、歯磨きに利用するとかなりの効果があるようです・・・しばらく使ってみようかな? 作り方: 1、ハコベを良く洗ったら細かく刻む。 2、ハコベと同量の塩を加えて天日で乾燥させます。 3、2で完成でもよいのですが、カラカラに乾燥したら擂り粉木で さらに磨り潰すと利用し易いです。 その他、鍋にハコベの汁と塩を入れて煮詰めて乾燥させても良いです。 おむすびにも美味しいです。 このままでも、とても美味しいのです。当然、海苔を巻いても良いでしょう。 肉料理にも。 濃い味の肉に、良い香りが加わり、いつもと違った味覚に。 モヤシ炒めに。 椎名誠の玉ねぎフライパン作戦より・・・激安の食材:もやし・・・これをフライパンでサッと炒めるだけでビールにあう、とても美味しいおかずのできあがり・・・私も時々思い出しては食べてます・・・ 今回はどんな味付けにしようか・・・目に入ったのがハコベ塩だったのです・・・ もやしの他、ヤブカンゾウの葉の部分(根元は別の料理で使ったのです)を使いました。 塩味で当然、美味しい。さらに+αの風味。 ビールで美味しく頂きました。 焼きそばに。 これは彩りがぴったり・・・少し新鮮な風味の焼きそばです。 いろいろな料理で使ってきましたが、栄養もあるのでいろいろな料理に投入して頂きましょう。 パンに。 ハコベ塩にしてからパンにしたのでこれは失敗・・・とても“ショッパイ”。 作ったハコベ塩を料理に振りかけても、それほど塩味を感じないのでザザ〜と全て投入してしまいました。 塩分が濃かったからでしょう・・・パン1斤のレシピで作ったのに膨らまず・・・半斤サイズです。 風味良く、色合いも良いのでハコベ塩にせず、乾燥して粉にしたハコベを使えば、とても美味しいでしょう。 刻んですり鉢に入れたら、水を少し入れて、ズリズリズリズリ・・・ この濃さ!! ダシ取り袋に入れて絞りました。 ハコベジュース。 ひとつ上で作った汁に牛乳とハチミツを追加するだけで完成♪ 絶対に青臭い「青汁」だろうと思うでしょう・・・が、これが全然青臭くなく、美味しいんです♪ 天日乾燥させたハコベ。 ハコベ茶。 ハコベを採取したら天日乾燥させて利用します。 薬効は浄血作用など。 少し変わった風味も混ざりますが、それほど飲み難くはないです。