サバイバル節約術


エノコログサ <狗尾草>







エノコログサ。



二又のエノコロ。





9月中旬。
二股に分かれたものがあちこちに・・・写真に写っているものだけで8本はあります・・・この他にもまだまだありました。



9月中旬。





9月下旬。



10月上旬。
去年初めて二又を見つけましたが、今年は3又♪(写真左)



10月下旬。



11月上旬。

キンエノコロ。




8月下旬。





9月下旬。

アキノエノコログサ。
特徴は穂が垂れる事。




6月下旬。







9月下旬。
ムラサキエノコロ。




ハマエノコロ。
海岸に面した堤防状の場所にて。この直ぐ右は坂になって松林が10mほどあり、その先は砂浜でした。

エノコログサ。イネ科。
粟(あわ)の原種。猫じゃらしで有名です。
食用とする事ができるが、戦時中、多量摂取して中毒したとの報告も。






とても香ばしく、醤油を付けて食べたらツマミになります。
これでお腹を膨らませるのは難しいです・・・中毒の危険も・・・



久しぶりに炒って・・・バラして塩を振ってみました。
ポンポンッとポップコーンのように爆ぜるのですが、その勢いでどっかへ跳んで行ってしまう・・・丁度良いものは残っていないのです。
お酒を飲みながら舐めたり・・・風味は悪くないです。
これはフリカケにしても良いかも。



アルミホイルで包んで炙ってみたら・・・やり過ぎたか・・・ご覧の通り・・・
なかなか丁度良い状態の物を作るのも難しいか・・・挑戦は続く・・・




大きなエノコログサから実を採取してみました。
ズリズリと擦って、毛と殻の一部は取り除きました。



お粥。
粥にして頂いたとの情報を見つけたので作ってみました。
1時間以上水に浸けた後、コトコトと火を入れたのですが、硬い。
小さいので噛むとカリッとクラッカーでも入っているような感覚。
クラッカー入りのお粥・・・これも悪くはないのですが、馴染ませるにはもっと水を吸わす必要がありました。




2021年。今回は、これでお茶碗一杯炊くつもりで採取!のつもりが・・・
エノコログサ・・・あちこちにあるのですが、穂をよく見ると・・・実の大きなものもありますが、小さなもの、ほとんど毛だけのもの・・・実があってもまばらなもの・・・大きな実を付けている穂だけを選んで採取したら、少なくなってしまいました。
ただ、大きな実ばかりを集めたので、この後の工程は楽だろうと・・・



実の一つを剥いてみました。
中身は、普通の穀類的な感じでした。火を通したら柔らかくなりそうです。



写真左が剥けたもの。
救荒食の本に、すり鉢で“する”とあったので、すってみました。
これが・・・ごりごりごりごり・・・力加減が難しい・・・大分すって見ると・・・殻が剥けているのは、わずか数個・・・
頑張って、何度も何度も擦り続けましたが・・・今回採取した量(お茶碗に半分も満たない量ですが、恐らく数千粒はあるでしょう・・・)全部を剥くのに何年掛るんや!! とても無理!! 残念!! あきらめた!!



お米と一緒に1:1で炊いたもの。
上でも書きましたが、散々擂っても、殻が剥けたのは結局、1%にも満たない感じです。
殻付きのままなので、恐らく硬い&食感が悪いだろうと想像してましたが、やっぱり!!でした。
ひと口ひと口良く噛んで・・・何度ももぐもぐ♪ ふ〜♪ いつもなら食べ終わるころ合い・・・改めて器を見たら・・・まだ半分ほども残ってる!! 噛む事に夢中になり過ぎて、見てなかったのか!? 器に残った量を見て愕然としてしまいました。
もちろん最後まで全部頂いたのですが・・・疲れた! ご飯食べて疲れた♪




ほうれん草の炒り ゴマ エノコログサ和え。
実をフライパンで炒るととても香ばしい風味が出る・・・これを炒りゴマ風に使えないか・・・と、考えて作りました。
茹でて適度に切ったほうれん草に炒ったエノコログサの実、砂糖、みりん、醤油、顆粒出汁を加えて和えたら完成です。
食べたら・・・!! 柔らかいほうれん草に“カリッカリッ”っと強力な面白いアクセント!!
そして風味は、とても香ばしくて美味しい!!
こんな面白いほうれん草のゴマ和えを食べたのは生まれて初めて! しかもとても香ばしくて美味しい!!




団子に。
実をフライパンで炒って香ばしくしたら、団子に付けて完成♪
頂く際は、醤油にチョロット付けて・・・いざ♪
これが、香ばしい風味が団子に合う♪ 晩酌後にパクパクパクって食べてしまいました♪




炒った風味が炒りゴマに似ているので、炒りエノコロドレッシングを作成。
炒りエノコロに、醤油、ゴマ油、砂糖、酢を加えて作ります。



サッと軽く茹でたキャベツに掛けてみました。
香ばしくて美味しいです。ただ、炒りゴマよりも硬いので“ガリッ”となります。
炒りゴマを期待してはいけません・・・これは炒りエノコログサ。
これが炒りエノコログサの持ち味なのです。楽しんで頂きましょう♪






エノコログサ茶。
実を採取して炒ったら完成。
実はとても小さくても普通に食用となる実・・・当然かも知れませんが、これは普通に美味しいお茶です。
炒る事で風味もとても良いです。












 

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