サバイバル節約術


アマドコロ・ナルコユリ <甘野老・鳴子百合>








3月下旬。



3月末。





4月中旬。





4月下旬。

アマドコロ。
ナルコユリとの区別は、見た目では固体により差があるので難しいです。
違いは、
アマドコロ・・・茎を触って引っかかる部分がある。花は4〜5月。
         花と花柄の接続部分は何も無い。
ナルコユリ・・・茎を触って引っかかる部分がない。花は5〜6月。
         花と花柄の接続部分は盛り上がっている。
どちらも同様に花が連なって咲き、食用となります。
食べ頃の新芽の状態では、アマドコロ・ナルコユリ、毒草のチゴユリ・ホウチャクソウと区別するのは困難なので、“必ず”、花が咲いているのを確認して、翌年春に採取する様にします。
万が一、これらの種類が同じ場所にあった時は・・・私は手を出さないです・・・
ナルコユリの根茎には、強精効果があります。





チゴユリ。
新芽の状態では見分けがつかない毒草です。
花は、先端にしか付かないので、アマドコロ・ナルコユリとの違いが直ぐに分かります。




ホウチャクソウ。
新芽の状態では見分けがつかない毒草です。
こちらも各枝の先に花が付きます。








写真奥はヤブカンゾウです。

アマドコロのお浸し。
茹でて下拵えすると独特な嫌味の無い不思議な香りがしました。
茹で過ぎると溶けてしまうので茹で過ぎ厳禁!
やや苦みがある場合もあるので、その場合はじっくり水に晒します。
シャキシャキと歯ごたえがあり、若干甘みのある感じで美味しいです。




アマドコロの天ぷら。
独特な風味で美味しいです。




炒め物。
豚肉と一緒に炒めました。
これが・・・美味しい!! 若干、育ってしまった芽でしたが美味しい・・・この見た目、この風味、この食感。




アマドコロの根。2月下旬。
上の様な形の根が連なって、毎年1節ずつ増えながら成長するようです。
川原の土手はとても暖かいのでそろそろ・・・などと思っていたのですが、この分だと芽が出るのはまだまだ先のようです。
1つだけ採取してしまいました。




根の天ぷら。
塩で普通に頂けました。
美味しくも不味くもない・・・です。
煮物にしたり、アマドコロ酒にしたりもされます。









浸けた直後。



約10ヶ月後・・・実は、野草酒はまとめて棚に置いてあるのですが、これだけ影に隠れ・・・造ったはずが、撮影する前に飲んでしまったと思っていたのです・・・年を越して、また採取しに行かなくては・・・と、思っていたら・・・あった!!

アマドコロ酒。
根を採取したら4〜5日天日干ししたら刻んで浸けます。
3〜4ヶ月で熟成しますが、中身はそのままで良いです。
効果は、老化防止、滋養強壮など。
















 

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